8.85 操作トランザクション

リリース3.3.1では、CLIおよびOracle VM Manager WebインタフェースとOracle VM Managerとの相互作用に大幅な変更が行われため、トランザクションが変更されました。 リリース3.3.1以降は、子操作を含む操作が失敗した場合、親操作と子操作による影響を受けるすべてのオブジェクトの状態を確認することが重要です。 たとえば、サーバー・プールの作成中、親コマンドは多数の子操作を呼び出します。 これらの子操作のうちいずれかが失敗すると、コマンドがエラーを返しているのに、親操作によってサーバー・プール・オブジェクトがまだ作成されることがあります。 この場合、サーバー・プールの再作成を試行する前に、サーバー・プール・オブジェクトを手動で削除する必要があります。

回避策: 操作が失敗した場合、作成しようとしたオブジェクトがOracle VM Manager内に表示されていないか確認してください。 そのオブジェクトが表示されている場合、再作成を試行する前にそのオブジェクトを削除する必要があります。

Oracle Bug#17377700、Oracle Bug#17436889