8.148 パフォーマンスを考慮して、仮想ディスク・イメージをOCFS2ブロック・サイズに適切に位置合せする必要がある

仮想ディスクのパーティションがOCFS2ブロック・サイズに適切に位置合せされていない場合、OCFS2が仮想ディスク・イメージへのI/Oをシリアライズし、パフォーマンスが低下することになります。 これはOCFS2リポジトリに格納される仮想ディスク・イメージのみに影響し、NFSリポジトリには該当しません。

回避策: 仮想ディスク・イメージ内で位置合せされていないパーティションの有無を調査し、見つかった場合は、適切に位置合せされたパーティションでディスク・イメージを再作成します。 パーティションが正しく位置合せされているかどうかを確認するには、fdisk -luを使用してパーティションの開始セクターを検索します。 これらが8の倍数(512バイト・セクター)であることを確認します(この場合は4 KB、つまりOCFS2ブロック・サイズで位置合せされます)。

注意

多くの最新のオペレーティング・システムでは、最初のパーティションがセクター2048で開始されており(1 MBに位置合せ)、ほとんどのストレージRAIDのストライプ・サイズに適しています。

Oracle Bug#14355588