8.41 物理ホストから変換されたOracle Linux 5仮想マシンが起動されない

Oracle Linux 5に基づく仮想マシンが開始時に起動されない場合があります。 これは、P2Vユーティリティを使用してOracle Linux 5に基づく物理ホストを仮想マシンに変換してから、その仮想マシンをOracle VM Managerにインポートした場合に発生する可能性があります。

Unbreakable Enterprise Kernelバージョンkernel-uek-2.6.32-100.34.1によって、Oracle VM上のHVMゲストでの準仮想化ドライバのサポートが追加されます。 このカーネル・バージョン以降、デフォルトで、ハードウェア準仮想化ゲスト内で実行中の準仮想化ドライバのみが提示されます。 kernel-uekを実行して、完全に仮想化されたハードウェアのドライバを含めるには、追加のカーネル・ブート・パラメータxen_emul_unplug=never/etc/grub.conf内のブート・パラメータに追加する必要があります。

回避策: 次のようにして、カーネル・ブート・パラメータを追加します。

kernel /vmlinuz-2.6.32-100.34.1.el5uek ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00  xen_emul_unplug=never

Oracle Bug#22285006