4.1 Oracle VM 3.4.2の不具合の修正

Oracle VMリリース3.4.2で修正された主な不具合は次のとおりです。

  • サーバーが検出されたとき、またはサーバー上のポートが起動または停止したときに、PortUpおよびPortDownイベントの複数のセットが不必要に生成されるためにOracle VM Managerのパフォーマンスが低下する問題を修正しました。(23738392)

  • サーバーの再検出時に重複するサーバー・スキャン・イベントが生成されるためにOracle VM Managerのパフォーマンスが低速になる問題を修正しました。(2888398)

  • いくつかの問題を解決するためのOracle VM Utilitiesに対する更新が、My Oracle Support (MOS)のパッチ13602094に公開されています。(24303705、24300124、24300120)

  • Oracle Private Cloud ApplianceのXsigoポート上でのネットワーク構成操作が有効になりました。(22694975)

  • ブロック・ホットプラグ・スクリプトで、使用されているループ・デバイス内のギャップが考慮されない問題を修正しました。(22875089)

  • Dell multipath.confを使用するDell Storage上の操作で一部のOracle VM Managerジョブが失敗する問題を修正しました。(22909259)

  • libxenstoreおよびlibxenstore-develパッケージをOracle Linux Yum Serverのaddonsチャネルに追加して、Oracle Linux 6ゲストで使用できるようにしました。(22909892)

  • ライブ・マイグレーション中のゲストからのメモリー・リリースに時間がかかりすぎる問題を修正しました。(23095319)

  • Oracle Private Cloud Applianceユーザー・インタフェースから特定のインタフェースに対してルートの追加、削除または表示を行うための新しいコマンドを追加しました。(23154685)

  • 多数のLUNを管理しているとき、サーバー再起動中にサーバー・クラスタの障害が発生する場合がある問題を修正しました。(23169165)

  • Oracle VM Manager WebインタフェースのVMコンソールが一部のライブ・マイグレーション・イベント中にハングアップする問題を修正しました。(23253588)

  • DNSラウンドロビン構成で複数のIP割当てが原因でNFSが何度も強制的にマウントされる問題を修正しました。(23577814)

  • Xenハイパーバイザにデバイスの割当てと割当て解除を可能にするための拡張機能を追加しました。(23749204)

  • 一部のクラウド・オペレータに対してベア・メタルLinuxインストールを可能にするために、/etc/grub.d/30_linuxをOracle VM Serverインストールに追加しました。(24348702)

  • 頻繁な重複するXend子プロセスが原因でVMを起動できない問題を修正しました。(24371183)

  • storage_plugin_listFileSystemsコマンドで完全な検出データがOracle VM Managerに返されない問題を修正しました。(24414865)

  • Oracle VM Serverをリリース3.2.xまたは3.3.xからリリース3.4.2にアップグレードする際にGRUB2がcrashkernelパラメータを継承しない問題を修正しました。 kdumpサービスをOracle VM Serverリリース3.2.xまたはリリース3.3.xに手動でインストールして構成し、その後でOracle VM Serverをリリース3.4.1にアップグレードした場合、kdumpサービスは機能しなくなります。 『Oracle VMインストレーションおよびアップグレード・ガイド』アップグレード後のkdumpサービス設定の確認に関する項を参照してください。(24512683)

  • 3.2.10から3.2.11へのyumのアップグレードに関して、Oracle VMリリース3.4からql2xxx-firmwareが削除されたことが原因の問題を修正しました。(24529773)

  • QLogic 25Gb NICを使用したOracle Server X5-8でのKdumpの失敗およびカーネル・パニックを修正しました。(24554631)

  • Oracle VMリリース3.3.xからのアップグレード後に複数のVM関連ジョブを完了できない問題を修正しました。(23134128)

  • ユーザーがOracle VM Server for SPARC上のSolaris 11ゲストに対して512GBを超えるメモリーを設定できない問題を修正しました。(23206373)

  • 一部のアップグレードがメッセージ「Error upgrading core database, upgrade cannot continue!」で失敗し、ログ・ファイルにUpdateUserAndCertEntities does not exitというエントリが記録される問題を修正しました。(23283190)

  • UUIDの英大文字の使用が原因でユーザーがOracle VM Manager Webインタフェースでサーバーを検出できない問題を修正しました。(23635359)

  • ユーザーがAUTHORIZED_GROUPを使用してOracle VM Managerにログインできず、Microsoft Active Directory認証を使用している問題を修正しました。(23744937)

  • ovm_preUpgradeスクリプトの実行直後にOracle VM Managerアップグレードが停止する場合がある問題を修正しました。(24009772)

  • 実行中のVMが別の共有リポジトリに移動される問題を修正しました。(24387377)