Oracle Solaris のデフォルトの新規インストールを実行したあとで、次のルートプールファイルシステムとコンポーネントが使用可能になります。
# zfs list -r rpool NAME USED AVAIL REFER MOUNTPOINT rpool 13.0G 121G 4.58M /rpool rpool/ROOT 6.81G 121G 31K legacy rpool/ROOT/solaris 6.81G 121G 4.07G / rpool/ROOT/solaris/var 364M 121G 207M /var rpool/VARSHARE 50K 121G 50K /var/share rpool/dump 4.13G 121G 4.00G - rpool/export 63K 121G 32K /export rpool/export/home 31K 121G 31K /export/home rpool/swap 2.06G 121G 2.00G -
rpool – ルートプールおよびブート関連のコンポーネントを含むマウントポイントです。
rpool/ROOT – アクセス不可で、管理を必要としない特殊なコンポーネントです。
rpool/ROOT/solaris – 実際のルート ZFS BE で、/ ディレクトリからアクセスできます。
rpool/ROOT/solaris/var – 別個の var ファイルシステムです。
rpool/VARSHARE – /var/share ファイルシステム (Oracle Solaris 11.1 以降) 用の特殊なコンポーネントです。ルートファイルシステムの要件を参照してください。
rpool/dump – ダンプボリュームです。
rpool/swap – スワップボリュームです。
rpool/export/home – ホームディレクトリのデフォルトのマウントポイントです。多くのユーザーが含まれるエンタープライズ環境では、export/home を別のプールに移動することを考慮してもかまいません。