Oracle® Solaris 10 から Oracle Solaris 11.2 への移行

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更新: 2014 年 12 月
 
 

システムプロセスのサマリー情報

Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 は、どちらにも特定のタスクを実行するシステムプロセスが含まれていますが、通常、次の表に示されているような管理の必要はありません。

表 8-3  管理を必要としないシステムプロセス
システムプロセス
説明
fsflush
ページをディスクにフラッシュするシステムデーモン
init
その他のプロセスおよび SMF コンポーネントを起動および再起動する初期システムプロセス
intrd
割り込みによるシステム負荷をモニターおよび分散するシステムプロセス
kmem_task
メモリーキャッシュのサイズをモニターするシステムプロセス
pageout
ディスクへのメモリーページングを制御するシステムプロセス
sched
OS スケジューリングとプロセススワップを担当するシステムプロセス
vm_tasks
パフォーマンスを改善するために複数の CPU にわたる仮想メモリー関連のワークロードの負荷分散を行う、プロセッサごとに 1 つのスレッドを持つシステムプロセス。
zpool-pool-name
関連するプールに対応する I/O taskq スレッドを含む ZFS ストレージプールごとのシステムプロセス