ZFS ファイルシステムを利用可能にする方法は、Oracle Solaris 10 リリースと次の点で似ています。
ZFS ファイルシステムは、作成時に自動的にマウントされ、システムのブート時に自動的に再マウントされます。
ZFS ファイルシステムに旧バージョンのマウントを作成する場合を除き、ZFS ファイルシステムをマウントするために /etc/vfstab ファイルを変更する必要はありません。旧バージョンのマウントを使用するよりも、ZFS ファイルシステムを自動マウントすることを推奨します。
ファイルシステムを共有するために、/etc/dfs/dfstab ファイルを変更する必要はありません。ZFS ファイルシステムの共有の変更点を参照してください。
UFS ルートと同様に、スワップデバイスは /etc/vfstab ファイルにエントリを持つ必要があります。
NFS 共有を使用することで、Oracle Solaris 10 および Oracle Solaris 11 システムの間でファイルシステムを共有できます。
NFS または SMB 共有を使用することで、Oracle Solaris 11 システム間でファイルシステムを共有できます。
Oracle Solaris 10 システムから ZFS ストレージプールをエクスポートしたあと、それを Oracle Solaris 11 システムにインポートできます。