Oracle® Solaris 10 から Oracle Solaris 11.2 への移行

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更新: 2014 年 12 月
 
 

旧バージョンの Oracle Solaris システムと Oracle VM Server の統合

    Oracle VM Server for SPARC 3.1 では、仮想ネットワークのパフォーマンスに関して次の追加を含むいくつかの改良が行われています。

  • 動的なシングルルート I/O 仮想化 (SR-IOV)

  • 直接 I/O および SR-IOV 機能の非プライマリルートドメインへの拡張

  • SR-IOV 機能の InfiniBand デバイスおよび Ethernet デバイスのサポート

  • 障害管理アーキテクチャー (FMA) のブラックリスト機能

  • リソースの障害または不足のためにブートできないドメイン構成を自動的に修復する復旧モード機能

  • ドメインごとの消費電力情報を表示する ldmpower コマンド

  • 仮想ネットワークでの VNIC のサポート

Oracle VM Server for SPARC Physical-to-Virtual (P2V) 変換ツールを使用して、既存の物理システムを、チップマルチスレッディング (CMT) システム上の論理ドメインで Oracle Solaris 10 を実行する仮想システムに自動的に変換できます。

    Oracle Solaris 10 または Oracle Solaris 11 を実行している制御ドメインから ldmp2v コマンドを実行して、次のソースシステムのいずれかを論理ドメインに変換します。

  • Solaris 8、Solaris 9、Oracle Solaris 10 またはそれ以上を実行している sun4u SPARC ベースのシステム

  • Oracle Solaris 10 を実行しているが、論理ドメイン内で実行されていない sun4v システム


注 -  ldmp2v コマンドは、Oracle Solaris 10 を ZFS ルートで実行する、または Oracle Solaris 11 を実行する SPARC ベースのシステムをサポートしていません。

Oracle VM Server for SPARC 3.1 管理ガイド の第 14 章Oracle VM Server for SPARC 物理から仮想への変換ツールを参照してください。