Oracle Solaris 10 では、ロケール、タイムゾーン、およびコンソールキーマップの構成は /etc/default/init ファイル内に設定されます。Oracle Solaris 11 では、次の SMF サービスを使用してこの構成を管理します。
システムロケール – svc:/system/environment:init
タイムゾーン – svc:/system/timezone:default
コンソールキーマップ – svc:/system/keymap:default
Oracle Solaris 11.2 以降、nlsadm コマンドを使用して、これらの各国語プロパティーを表示および設定できます。次の例は、nlsadm コマンドを使用してこれらのプロパティーを設定する方法を示しています。
# pkg install nls-administration
デフォルトロケールを次のように fr_FR.UTF-8 に変更します。
# nlsadm set-system-locale fr_FR.UTF-8
タイムゾーンを次のように Europe/Paris に設定します。
# nlsadm set-timezone Europe/Paris
コンソールキーマップを次のように US-English に設定します。
# nlsadm set-console-keymap US-English
日付と時間の構成に関するその他の変更については、インストール前後の日付と時間の再構成を参照してください。