Oracle® Solaris 10 から Oracle Solaris 11.2 への移行

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更新: 2014 年 12 月
 
 

ロケール、タイムゾーン、およびコンソールキーマップの構成の変更

Oracle Solaris 10 では、ロケール、タイムゾーン、およびコンソールキーマップの構成は /etc/default/init ファイル内に設定されます。Oracle Solaris 11 では、次の SMF サービスを使用してこの構成を管理します。

  • システムロケール – svc:/system/environment:init

  • タイムゾーン – svc:/system/timezone:default

  • コンソールキーマップ – svc:/system/keymap:default

Oracle Solaris 11.2 以降、nlsadm コマンドを使用して、これらの各国語プロパティーを表示および設定できます。次の例は、nlsadm コマンドを使用してこれらのプロパティーを設定する方法を示しています。


注 -  nlsadm コマンドを使用する前に、次のコマンドを実行する必要がある場合があります。
# pkg install nls-administration

デフォルトロケールを次のように fr_FR.UTF-8 に変更します。

# nlsadm set-system-locale fr_FR.UTF-8

タイムゾーンを次のように Europe/Paris に設定します。

# nlsadm set-timezone Europe/Paris

コンソールキーマップを次のように US-English に設定します。

# nlsadm set-console-keymap US-English

日付と時間の構成に関するその他の変更については、インストール前後の日付と時間の再構成を参照してください。