AI はネットワークシステムの自動 (ハンズフリー) インストールを実行します。このインストール方法が、Oracle Solaris 10 で使用されている JumpStart インストール方法に置き換わります。2 つのインストール方法の詳細な比較については、Oracle Solaris 10 JumpStart から Oracle Solaris 11.2 自動インストーラへの移行 を参照してください。
js2ai ユーティリティーを使用すると、JumpStart から AI に移行できます。このユーティリティーは、Oracle Solaris 10 JumpStart のルール、プロファイル、および sysidcfg ファイルを AI マニフェストおよびシステム構成ファイルに変換する場合に使用されます。
js2ai ユーティリティーを使用するには、まず次のソフトウェアパッケージをインストールする必要があります。
# pkg install install/js2ai
js2ai ユーティリティーを使用して、次を含むいくつかの移行タスクを実行できます。
JumpStart のルールおよびプロファイルファイルを、AI 条件ファイルおよび AI マニフェストで置き換えます。
JumpStart ファイルを AI 構成ファイルに変換します。
インストールサーバーを設定します。
AI プロビジョニングマニフェストを動的に派生させます。
Oracle Solaris 11.2 システムのインストール のクライアントインストール時の AI マニフェストの作成を参照してください
AI インストール用のソフトウェアパッケージリポジトリにアクセスします。
Oracle Solaris 11.2 パッケージリポジトリのコピーと作成 の第 2 章IPS パッケージリポジトリのコピーを参照してください。
システム構成の指示を行います。
Oracle Solaris 11.2 システムのインストール の第 11 章クライアントシステムの構成を参照してください。
初回ブート時に実行してユーザー定義スクリプトを実行する SMF サービスを作成します。
Oracle Solaris 11.2 システムのインストール の第 13 章初回ブート時のカスタムスクリプトの実行を参照してください。
詳細は、js2ai(1M) のマニュアルページを参照してください。