プライマリインタフェースの TCP/IP ホスト名とは、hostname コマンドで設定したシステムホスト名の個別のエンティティーです。Oracle Solaris では必須ではありませんが、通常は両方に同じ名前が使用されます。一部のネットワークアプリケーションはこの規則に依存しています。hostname(1) を参照してください。
次のように、システムのホスト名を永続的に設定します。
# hostname name-of-host
最初は、hostname 値は config/nodename に保存されていますが、システムが DHCP によって構成されるとこの値はオーバーライドされ、その場合は、DHCP によって hostname 値が提供されます。hostname コマンドを使用する場合、hostname は config/nodename ファイルで指定された値です。hostname コマンドを使用してシステムの識別情報を設定した場合、hostname コマンドに –D オプションを付けて実行するまで、この設定をオーバーライドできません。hostname コマンドを使用すると、対応する SMF プロパティーおよび関連する SMF サービスも自動的に更新されます。hostname(1) のマニュアルページを参照してください。