有孔床タイルからの冷却用の通気
上げ床にサーバーを設置し、床下冷却を使用する場合には、サーバーの前面に有孔タイルを配置し、サーバーを冷却できるようにします。4 枚の有孔床タイルを配置して冷却用の空気をサーバーに送る例を次の図に示します。
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SPARC M7-8 サーバー
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この床タイル配置の例では、合計で最大 860 CFM の冷却用通気を確保するため、各有孔タイルが 215 CFM の冷却用空気を送り込みます。
有孔床タイルが 215 CFM を超える冷却用空気を送り込む場合は、少ない数のタイルを使用してサーバーを冷却できます。たとえば、有孔床タイルが 450 CFM の冷却用空気を生成する場合は、サーバーの前方に 2 枚の床タイルを設置します。
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SPARC M7-16 サーバー
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この床タイル配置の例では、合計で最大 2240 CFM の冷却用通気を確保するため、各有孔タイルが 560 CFM の冷却用空気を送り込みます。
有孔床タイルが 560 CFM を超える冷却用空気を送り込む場合は、少ない数のタイルを使用してサーバーを冷却できます。たとえば、有孔床タイルが 750 CFM の冷却用空気を生成する場合は、サーバーの前方に 3 枚の床タイルを設置します。
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注 -
床タイルの正確な配置は、サーバー前方で使用可能なスペースによって異なります。施設でこれらのタイルを適切に配置する詳細は、施設の管理者にお問い合わせください。