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SPARC M7 シリーズサーバー設置ガイド

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更新: 2016 年 10 月
 
 

アクティブ SP にログインする

施設の回路遮断器のスイッチをオンにしたあと、2 つの SP のうちの 1 つがアクティブ SP の役割を引き受け、もう一方の SP がスタンバイ SP の役割を引き受けます。設置を続行するには、アクティブ SP へのシリアル接続経由で Oracle ILOM ファームウェアにログインする必要があります。

  1. 2 つの SP にシリアル接続が確立されており、サーバーがスタンバイ電源で動作していることを確認します。

    次を参照してください。

  2. アクティブ SP に接続されている端末または端末エミュレータを判断します。

    Oracle ILOM ログインプロンプトは両方の端末に表示されますが、Oracle ILOM ソフトウェアの初期化中は、アクティブ SP に接続されている端末にシステムのステータスメッセージが表示されます。次のシステムステータスメッセージの例は SPARC M7-16 サーバーからのものです。

    ORACLE-SPX-SPMX-XXXXXXXXXX login: *** PLEASE WAIT BEFORE LOGIN ***
    waiting for proxies ...
    2015-09-16 22:05:30: /SYS/SP0/SPM0 inventory is available
    2015-09-16 22:05:33: /SYS/SP1/SPM0 inventory is available
    2015-09-16 22:05:33: /SYS/SPP0/SPM0 inventory is available
    2015-09-16 22:05:33: /SYS/SPP0/SPM1 inventory is available
    2015-09-16 22:05:33: /SYS/SPP1/SPM0 inventory is available
    2015-09-16 22:05:33: /SYS/SPP1/SPM1 inventory is available
    2015-09-16 22:05:33: /SYS/SPP2/SPM0 inventory is available
    2015-09-16 22:05:33: /SYS/SPP2/SPM1 inventory is available
    2015-09-16 22:05:33: /SYS/SPP3/SPM0 inventory is available
    2015-09-16 22:05:34: /SYS/SPP3/SPM1 inventory is available
    done (took 63 secs)
    *** YOU CAN LOGIN NOW ***
  3. changeme パスワードでアクティブ SP にルートユーザーとしてログインします。

    サーバーには、Oracle ILOM ソフトウェアに最初にログインするために使用する root ユーザーアカウントが含まれています。このアカウントには、Oracle ILOM のすべての機能、関数、コマンドに対する管理権限 (読み取りと書き込み) が付与されています。


    注 -  承認されていないアクセスを防ぐために、ルートアカウントのパスワードをできるだけ早く変更してください。手順については、Oracle ILOM のドキュメントを参照してください。
    ORACLE-SPX-SPMX-XXXXXXXXXX login: root
    Password: changeme
  4. アクティブ SP に接続していることを確認します。
    -> show /SP/redundancy status
    status = Active
    • コマンドが status = Active と表示する場合は、アクティブ SP にログインしています。

    • コマンドが status = Standby と表示する場合は、スタンバイ SP にログインしています。

      exit と入力してスタンバイ SP からログアウトし、ほかの端末または端末エミュレータを使用してアクティブ SP にログインします。

    • コマンドが status = Standalone と表示する場合は、アクティブ SP にログインしていますが、スタンバイ SP が応答に失敗したかネットワークへの参加に失敗しています。

      障害が発生した SP の交換手順については、SPARC M7 シリーズサーバーサービスマニュアル の SP の保守を参照してください。

  5. IP アドレスを SP コンポーネントに割り当てて設置を続行します。

    Oracle ILOM ネットワークアドレスを設定するを参照してください。

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