サーバーの電源をはじめて入れる前に、次のコンポーネントに静的ネットワークアドレスを割り当ててください。
アクティブ SP にログインするを参照してください。
Oracle ILOM が IPv6 ルーターから IPv6 動的アドレス接頭辞を判別しないようにするために IPv6 autoconfig プロパティーを無効にします。このプロパティーの詳細は、Oracle ILOM のドキュメントを参照してください。
-> set /SP/network/ipv6 autoconfig=disabled
-> set /SP/network/ACTIVE_SP/ipv6 pending_static_ipaddress=IPv6_address/subnet_mask_value
IPv6_address/subnet_mask_value を、ネットワークに必要な IPv6 アドレスと 10 進数サブネットマスクの値 (例: 2606:b400:418:2773:210:e0ff:fe36:e011/64) に置き換えます。
SP0 および SP1 の IPv6 アドレスを設定するときに、IPv6 state プロパティーを有効にします。state プロパティーを有効にすると、Oracle ILOM が IPv6 ネットワーク環境または IPv4 と IPv6 のデュアルスタックネットワーク環境で動作できます。このプロパティーの詳細は、Oracle ILOM のドキュメントを参照してください。
-> set /SP/network/SP0/ipv6 state=enabled pending_static_ipaddress=IPv6_address/subnet_mask_value
IPv6_address/subnet_mask_value を、ネットワークに必要な IPv6 アドレスと 10 進数サブネットマスクの値 (例: 2606:b400:418:2773:210:e0ff:fe36:e012/64) に置き換えます。
-> set /SP/network/SP1/ipv6 state=enabled pending_static_ipaddress=IPv6_address/subnet_mask_value
IPv6_address/subnet_mask_value を、ネットワークに必要な IPv6 アドレスと 10 進数サブネットマスクの値 (例: 2606:b400:418:2773:210:e0ff:fe36:e013/64) に置き換えます。
-> set /SP/network/HOSTx/ipv6 state=enabled pending_static_ipaddress=IPv6_address/subnet_mask_value
x を PDomain 番号に置き換えます (たとえば PDomain 0 に対して HOST0 を使用します)。IPv6_address/subnet_mask_value を、ネットワークに必要な IPv6 アドレスと 10 進数サブネットマスクの値 (例: 2606:b400:418:2773:210:e0ff:fe36:e014/64) に置き換えます。
各 SP コンポーネントの保留中の IP アドレスを表示するには、show コマンドを使用します。
-> show /SP/network/SP0/ipv6 -> show /SP/network/SP1/ipv6 -> show /SP/network/Active_SP/ipv6 -> show /SP/network/HOST0/ipv6
-> show /SP/network/SP0/ipv6 -> show /SP/network/SP1/ipv6 -> show /SP/network/Active_SP/ipv6 -> show /SP/network/HOST0/ipv6 -> show /SP/network/HOST1/ipv6
サーバー構成に必要な SP コンポーネントの保留中の IP アドレスを表示します。たとえば、サーバーに 2 つの PDomain が含まれている場合、PDomain SPM (HOST0) および PDomain SPM (HOST1) の保留中のアドレスのみが表示されます。
-> show /SP/network/SP0/ipv6 -> show /SP/network/SP1/ipv6 -> show /SP/network/Active_SP/ipv6 -> show /SP/network/HOST0/ipv6 -> show /SP/network/HOST1/ipv6 -> show /SP/network/HOST2/ipv6 -> show /SP/network/HOST3/ipv6
-> set /SP/network commitpending=true
サーバーの高度を設定するを参照してください。