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SPARC M7 シリーズサーバー設置ガイド

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更新: 2016 年 10 月
 
 

(オプション) PDU ケーブルとネットワークアドレス

ラックマウント済みの SPARC M7 シリーズサーバーは、出荷時に Oracle の Sun Rack II 1242 ラックに設置されています。Sun Rack II 1242 には、取り付けられた装置に電力を供給する 2 つの PDU が搭載されています。各 PDU には、接続された装置によって使用されている電圧、電力、皮相電力、エネルギー、および電流をモニターできるようにするメータリングユニットが搭載されています。

PDU をリモートでモニターするには、まず PDU メータリングユニットをネットワークに接続する必要があります。これにより、Web インタフェースを使用して PDU および接続された装置をモニターできるようになります。


注 -  PDU メータリングユニットのネットワークへの接続はオプションです。設置の際に、ケーブルを PDU に接続する必要はありません。メータリングユニットの LCD 画面を使用すると、PDU および接続された装置をモニターできます。

PDU の各メータリングユニットには 2 つのポートがあります。

  • SER MGT ポート – このポートから端末デバイスにカテゴリ 5 またはそれ以上のシリアルケーブルを接続します。このシリアル接続を使用して、メータリングユニットの NET MGT ポートを構成します。

  • NET MGT ポート – カテゴリ 6 またはそれ以上のケーブルをこの 10/100M ビット/秒ポートに接続します。サーバーの初期構成後に、この Ethernet 接続を使用して、PDU Web インタフェースから PDU および接続された装置をモニターします。

PDU メータリングユニットのこれらのポートの図は、(オプション) PDU 管理ケーブルを接続するを参照してください。

PDU メータリングユニットの NET MGT ポートは DHCP をサポートしているため、静的 IP アドレスを設定する必要はありません。ただし、NET MGT ポートを静的 IP アドレスで構成することが好ましい場合は、各ポートに次のネットワーク情報を提供する必要があります。

  • ホスト名 (オプション)

  • IP アドレス

  • ネットワークドメイン

  • ネットマスク

  • ネットワークゲートウェイの IP アドレス

  • ネットワークネームサーバーの IP アドレス

PDU メータリングユニットを構成し、Web インタフェースを使用して PDU および接続されている装置をモニターする詳細な手順については、http://www.oracle.com/goto/sunrackii/docs にある Sun Rack II 配電盤ユーザーズガイドの拡張 PDU に関するセクションを参照してください。

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