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SPARC M7 シリーズサーバー設置ガイド

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更新: 2016 年 10 月
 
 

施設電源要件

サーバーは 2 つの外部電源グリッドによって電力を供給するように設計されています。PDU A の 3 本の電源コードを 1 つの電源グリッドに接続し、PDU B の 3 本の電源コードをもう 1 つの電源グリッドに接続します。(サーバー背面の向かって左側に PDU A、右側に PDU B があります。)サーバーの動作時は、6 本の電源コードをすべて接続する必要があります。

image:2 つの施設 AC 電源に接続した 6 本の PDU 電源コードを示す図。

注 -  このデュアル電源フィードがセットアップされていると、サーバーに接続されたすべての電源コードが電力供給に使用されるため、電力負荷が分散されます。電力負荷が電力供給量の 5% を上回ると、電力負荷は ∓10% で分散されます。

三相の正弦波無停電電源装置を使用すると、1 つの施設電源から 2 つの別々の電源グリッドを作成できます。

致命的な障害を避けるには、十分な電力がサーバーに供給されるように入力電源を設計します。サーバーに電力を供給するすべての電源回路に、専用の回路遮断器を使用してください

電気的な作業および設置では、適用される現場、地方、および国の電気工事規定に従う必要があります。施設の管理者または有資格の電気技師に連絡して、建物に供給されている電力のタイプを確認してください。


Caution

注意  -  電気変動や停電からサーバーを保護するには、専用の配電システム、無停電電源装置、電力調整器、および避雷器を使用してください


三相 AC 電源は、星形の構成にして中性点でアースする必要があります。 (IEC 60950 に準拠した TN-C タイプ)。26 kVA PDU を使用する場合、サーバーは相間で動作するため、5 極電源コードの中性線は接続されません。33 kVA PDU を使用する場合、サーバーは相と中性点間で動作するため、5 極電源コードの中性線は PDU 内部で接続されます。

image:中性点でアースされた三相の星形 AC 電源の図を示す図。

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