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SPARC M7 シリーズサーバー設置ガイド

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更新: 2016 年 10 月
 
 

用語集

A
A36 スチール

米国で一般的に使用されている標準的な合金鋼。

アクティブ SP

サーバーリソースを管理するために Oracle ILOM によって選択される SP。アクティブ SP がこの役割を果たせなくなると、スタンバイ SP がその役割を引き継ぎます。SP およびスタンバイ SP も参照してください。

AI

自動インストーラ。AI は、AI マニフェストと呼ばれるインストールパラメータファイルを使用して Oracle Solaris OS をインストールするためのカスタマイズ可能なメカニズムを提供します。

ASR

自動サービスリクエスト。Oracle Support への自動通知機能を提供する Oracle ソフトウェア。

B
BE

ブート環境。Oracle Solaris イメージのブート可能なインスタンスです。BE には追加のインストール済みソフトウェアパッケージを含めることができます。

ブートプール

BE の Oracle Solaris カーネルをブートするために必要なファイルのセットが含まれる、ファームウェアでアクセス可能なデバイス上にある特別なプール。ブートプール内の各データセットは BE にリンクされています。BE およびプールも参照してください。

C
CMIOU

CPU、メモリー、および I/O のユニット。各 CMIOU には 1 個の CMP、16 個の DIMM スロット、および 1 個の IOH チップがあります。各 CMIOU は eUSB デバイスもホストします。

CMP

チップ多重処理。各 CMIOU には CMP が 1 つあります。SPARC M7-8 サーバーには、最大 8 個の CMP を搭載できます。SPARC M7-16 サーバーには、最大 16 個の CMP を搭載できます。

CMT

チップマルチスレッディング。チップごとに複数のコア、コアごとに複数のスレッド、またはその両方の組み合わせによって、同一チップ上で複数のハードウェアスレッド (ストランドとも呼ばれます) の実行を可能にするプロセッサテクノロジ。

D
データセット

ZFS ファイルシステム、スナップショット、クローン、またはボリュームを参照するために使用される一般的な用語です。

DCU

ドメイン構成可能ユニット。PDomain の最小構成単位。SPARC M7-8 サーバーは 1 つまたは 2 つの DCU を持つことができます。これらの DCU は静的です。これらの割り当ては変更できません。SPARC M7-16 サーバーには、使用可能な 4 つの PDomain のうちの 1 つのホストに割り当てることができる 4 つの DCU があります。PDomain も参照してください。

遅延ダンプ

サーバーがクラッシュした場合、サーバーがリブートされるまでクラッシュダンプはメモリーに保存されます。リブート中に、クラッシュダンプファイルは事前に定義されたファイルシステムの場所にメモリーから抽出されます。

DCU SPM

SPARC M7 シリーズサーバーでは、Oracle ILOM が SPM ペアから 1 つの SPM を識別して DCU のアクティビティーを管理します。SPMSPP、および DCU も参照してください。

DHCP

動的ホスト構成プロトコル。TCP/IP ネットワーク上のクライアントに自動的に IP アドレスを割り当てるソフトウェア。SP は DHCP をサポートしていません。SP コンポーネントに静的 IP アドレスを割り当てる必要があります。

DLMP

データリンクマルチパスアグリゲーション。ネットワークトラフィックのスループットを向上させるために、システム上のいくつかのインタフェースを単一の論理ユニットとして構成できるようにする Oracle Solaris 機能。

DIMM

デュアルインラインメモリーモジュール。

動的 PDomain

SPARC M7-16 PDomain。ホストの停止後に、DCU を動的 PDomain に割り当てたり、動的 PDomain から割り当て解除したりできます。静的 PDomain および PDomain も参照してください。

E
EMI

電磁干渉。

ESD

静電放電。

eUSB

Embedded USB。ブートデバイスとして使用するように専用設計されたフラッシュベースのドライブです。eUSB はアプリケーションまたはお客様のデータ用にストレージを提供しません。

F
FC

Fibre Channel。コンピュータデータストレージを接続するために主に使用される高速ネットワークテクノロジ。

G
GB

G バイト。1G バイト = 1024M バイト。

GbE

ギガビット Ethernet。

H
HBA

ホストバスアダプタ。サーバーとストレージまたはネットワークデバイスとの間の I/O 処理および物理接続を提供します。

HCA

ホストチャネルアダプタ。主に InfiniBand インタフェースカードを記述するために使用されます。

I
ILOM

Oracle ILOM を参照してください。

InfiniBand

非常に高いスループットと非常に低い待機時間が特徴のネットワーク通信標準です。

IOH

I/O ハブ。

IPMP

IP ネットワークマルチパス。IP ネットワークインタフェース用のマルチパスおよびロードバランシング機能を提供する Oracle Solaris 機能。

IPoIB

InfiniBand 上のインターネットプロトコル。

iSCSI

Internet Small Computer System Interface。サーバーがネットワークを介してストレージにアクセスできるようにする IP ベースのストレージネットワーキング標準です。iSCSI ネットワークでは、リモートストレージは iSCSI ターゲットと呼ばれます。

IPoIB を使用した iSCSI

サーバーがInfiniBand ネットワーク上で IP を使用してアクセス可能な iSCSI ターゲットをブートできるようにするブートプロセス。IPoIB も参照してください。

K
KVMS

キーボード、ビデオ、マウス、ストレージ。

KW

キロワット。

L
LDAP

Lightweight Directory Access Protocol。

L-L

線間。AC 発電機の任意の 2 つの相間の電圧の種類。

論理ドメイン

リソースの個別の論理グループで構成される仮想マシンであり、単一のコンピュータシステム内に独自のオペレーティングシステムと識別情報を保有します。

LUN

論理ユニット番号。LUN という用語は、ストレージアレイによってコンピュータシステムに提示されるディスクであることを示すためによく使用されます。

M
MIB

管理情報ベース。

N
NET MGT

ネットワーク管理。NET MGT ポートは SP への Ethernet 接続を提供します。SPARC M7-16 サーバーの専用 NET MGT ポートは、4 つの SPP を 2 つの SP に接続します。

NTP

ネットワークタイムプロトコル。

NVMe

Non-Volatile Memory Express。接続されたソリッドステートドライブに PCIe バスを介してアクセスするための仕様。

O
OpenBoot

PDomain で Oracle Solaris OS をブートできるようにする Oracle ファームウェア。ハードウェアとソフトウェアを対話形式でテストするためのインタフェースを提供します。

Oracle ILOM

Oracle Integrated Lights Out Manager。サーバー SP にプリインストールされているシステム管理ファームウェア。

Oracle VTS

Oracle Validation Test Suite。システムの動作テストの実行、ハードウェアの検証の提供、および障害が発生する可能性のあるコンポーネントの特定を行うアプリケーション。

P
PCIe

Peripheral Component Interconnect Express。

PDECB

配電電子回路遮断器。

PDomain

物理ドメイン。SPARC M7-8 サーバーは 1 つまたは 2 つの PDomain を注文できます。これらの PDomains は静的で再構成はできません。SPARC M7-16 サーバーは 1 - 4 つの構成済み PDomain を持つことができます。これらの PDomains は動的です。動的な PDomain では、ホストの停止と起動を行えば、PDomain 内の DCU を割り当てたり割り当て解除したりできます。

DCU動的 PDomain静的 PDomain、およびスイッチユニットも参照してください。

PDomain SPM

PDomain のリード SPM。PDomain SPM はタスクを管理し、その PDomain に rKVMS サービスを提供します。SPARC M7-16 サーバーでは、Oracle ILOM が同一の PDomain 上にある DCU SPM のプールから DCU SPM の 1 つを PDomain SPM として識別し、そのホスト上のアクティビティーを管理します。PDomain および SPM も参照してください。

PDU

配電盤。

Ph-N

相 - 中間。

Ph-Ph

相間。

プール

デバイスの論理グループ。使用可能なストレージのレイアウトおよび物理特性を記述します。データセットのストレージ領域は、プールから割り当てられます。ZFS では、複数のストレージデバイスが 1 つのストレージプールに集約されるモデルを使用します。ブートプールルートプール、およびデータセットも参照してください。

POST

電源投入時自己診断。サーバーのブート時に実行される診断ソフトウェア。

R
ラックマウント

出荷時に Oracle ラックに設置済みのサーバー。SPARC M7-8 サーバーは、ラックマウントまたはスタンドアロンで注文できます。スタンドアロンも参照してください。

rKVMS

リモートのキーボード、ビデオ、マウス、およびストレージ。

RMS

2 乗平均平方根。

ルートプール

Oracle Solaris の完全なイメージまたは BE を含むデータセットプールも参照してください。

S
SAN

ストレージエリアネットワーク。コンピュータストレージデバイスへのアクセスを提供する専用ネットワーク。

SAS

Serial Attached SCSI。

スケーラビリティー

サーバーの物理的な構成可能ハードウェア (DCU を参照) を組み合わせて 1 つ以上の論理グループ (PDomain を参照) を作成することで、サーバーの処理能力を向上させる (またはスケールアップする) 機能。

SCI ツール

対話式システム構成ツール。新しくインストールされた Oracle Solaris インストールの構成パラメータを指定できます。

SER MGT

シリアル管理。SER MGT ポートは SP へのシリアル接続を提供します。

SP

サービスプロセッサ。冗長性を確保するために、サーバーには 2 つのサービスプロセッサがあり、1 つがアクティブで 1 つがスタンバイになっています。

SPM

サービスプロセッサモジュール。SP および SPP のコンポーネント。SPM には、SP および SPP がサーバーリソースを管理するためのプロセッサが搭載されています。DCU SPM および PDomain SPM も参照してください。

SPP

サービスプロセッサプロキシ。各 PDomain の管理に、それぞれ 1 つの SPP が割り当てられます。SPP は環境センサーをモニターし、DCU 内部の CMIOU、メモリーコントローラ、および DIMM を管理します。DCU SPM および PDomain SPM も参照してください。

SRU

Support Repository Update。アクティブな Oracle サポートプランを持つ Oracle のお客様は Oracle Solaris サポートパッケージリポジトリにアクセスできます。このリポジトリは、Oracle Solaris OS ソフトウェアパッケージへの更新が含まれている SRU と呼ばれるサポートリリースを提供します。

SSH

Secure Shell。システムまたはサービスプロセッサにログインしてコマンドを実行するためのプログラム。

SLL

Secure Socket Layer。

スタンドアロン

出荷時に Oracle ラックに設置されていないサーバー。SPARC M7-8 のスタンドアロンサーバーは、独自のラックに設置する必要があります。ラックマウントも参照してください。

スタンバイ SP

アクティブ SP に障害が発生した場合にサーバーリソースを管理する冗長 SP です。SP およびアクティブ SP も参照してください。

静的 PDomain

SPARC M7-8 サーバーの PDomain。静的 PDomain は再構成できません。動的 PDomain および PDomain も参照してください。

スイッチユニット

CMIOU が互いに通信できるようにするデバイス。SPARC M7-16 サーバースイッチには 6 つのスイッチユニットが含まれています。

システム

SPARC M7 シリーズサーバーのドキュメントでは、システムは Oracle ILOM ファームウェアの /System レベルを意味します。

T
TB

T バイト。1T バイト = 1024G バイト。

トルクス

6 つの先端を持つ星形パターンで特徴付けられるねじの頭の種類。

TPM

Trusted Platform Module。

U
UPS

無停電電源装置。

V
VAC

交流電圧。

VTS

Oracle VTS を参照してください。

W
WWN

World Wide Name。

Z
ZFS

Zettabyte File System。ストレージプールを使用して物理ストレージを管理するファイルシステム。BEプールブートプール、およびルートプールも参照してください。