サーバーには 1 組の冗長 SP があり、SP0 および SP1 というラベルが付いています。1 つの SP が、サーバーを管理するアクティブ SP として機能し、もう一方は、障害が発生した場合にアクティブ SP の役割を引き受けるスタンバイ SP として機能します。
サーバーの電源を入れると、Oracle ILOM システムコンソールの制御下でブート処理が開始されます。システムコンソールには、システムの起動中に実行されるファームウェアベースのテストで生成されたステータスメッセージおよびエラーメッセージが表示されます。
システムコンソールによる低レベルのシステム診断が完了すると、アクティブ SP が初期化され、より高いレベルの診断が実行されます。アクティブ SP の SER MGT 0 ポートに接続された端末デバイスを使用して SP にアクセスすると、診断メッセージおよび起動メッセージが表示されます。
システムコンソールの構成の詳細については、SPARC M7 シリーズサーバー管理ガイドおよび Oracle ILOM のドキュメントを参照してください。