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交換用の Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA カードと電気二重層コンデンサを開梱し、静電気防止用マットの上に置きます。
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エアバッフルを直立位置に回転させ、電気二重層コンデンサケーブルをシャーシの左側壁に沿って取り付けます。
電気二重層コンデンサケーブルは、シャーシの左側壁に沿って SAS ケーブルの束の上に取り付けてください。そうしないと、SAS ケーブルの束がエアバッフルと干渉します。
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Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA に電気二重層コンデンサケーブルを接続し、取り外し手順で抜いた SAS ケーブルを再接続します [1]。
適切な SAS ケーブル接続を確実に行うには、SAS ストレージドライブケーブルを取り付けるを参照してください。
図 61 Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA カードの取り付け
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Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA カードを PCIe スロット 6 に挿入し、PCIe のロックメカニズムを回転させて PCIe HBA カードを所定の位置に固定します [2]。
注 -
PCIe スロット 6 は Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA カード用のプライマリスロットです。このカードは SAS ストレージドライブの制御および管理に必要です。
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シャーシに電気二重層コンデンサを取り付けます。
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エアバッフルを取り付け位置まで下げます。
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電気二重層コンデンサの下面に再閉可能ファスナーを取り付けます。
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電気二重層コンデンサ上の再閉可能ファスナーをエアバッフル上の再閉可能ファスナーの位置に合わせ、押し下げます [1]。
図 62 HBA の電気二重層コンデンサの取り付け
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電気二重層コンデンサのケーブルを接続します [2]。
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サーバーを稼動状態に戻します。
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上部カバーを取り付けます。
サーバーの上部カバーを取り付けるを参照してください。
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サーバーを通常のラック位置に戻します。
サーバーを通常のラック位置に戻すを参照してください。
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PCIe カードに必要なデータケーブルをすべて接続します。
データケーブルをケーブル管理アームに通します。
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電源コードを電源装置に再接続し、サーバーの電源を投入します。
電源ケーブルとデータケーブルを再接続するおよび サーバーの電源を入れるを参照してください。電源装置の AC OK LED が点灯していることを確認します。
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Oracle ILOM を使用して、サーバーの PCIe カードの障害をすべてクリアします。
Oracle ILOM Web インタフェースまたはコマンド行インタフェース (CLI) を使用して障害を手動でクリアできます。Oracle ILOM Web インタフェースまたは CLI を使用してサーバーの障害をクリアする方法については、Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.2 ドキュメントライブラリ (http://www.oracle.com/goto/ilom/docs) を参照してください。