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Oracle® Server X6-2L サービスマニュアル

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更新: 2016 年 4 月
 
 

マザーボード構成部品を取り付ける

  1. 静電気防止用リストストラップを手首に着用してから、シャーシの金属部分に取り付けます。

    静電気防止対策を取るを参照してください。

  2. マザーボード構成部品を慎重に持ち上げ、シャーシ内に置きます [1]。

    マザーボードを右側に傾けて電源装置構成部品に合わせ、マザーボードを水平にしてサーバーシャーシ内に置いたあと、サーバーの後部にスライドさせて隆起した支持具にはめ込みます。

    図 84  マザーボード構成部品の取り付け


    image:サーバーに取り付けられるマザーボード構成部品を示す図。

  3. 中間壁をシャーシに取り付けます。
    1. 中間壁を持ち上げ、シャーシ内に置きます [2]。
    2. プラスのねじ回し (Phillips の 2 番) を使用して、中間壁をシャーシの下部に固定する 4 つの緑色の脱落防止機構付きねじを締め付けます [3]。

      図 85  サーバーへのシャーシ中間壁の固定


      image:サーバーに固定されるシャーシ中間壁を示す図。

    3. 六角/皿ねじのねじ回しを使用して、中間壁をシャーシに固定するために、シャーシの両側にねじを挿入して締め付けます [4]。
  4. 背面ストレージドライブバックプレーンからマザーボードに電源ケーブルを再接続します [5]。

    前面および背面のストレージドライブバックプレーン (FRU) の保守を参照してください。

  5. 前面ストレージドライブバックプレーンからマザーボードに補助信号ケーブルを再接続します [5]。

    前面および背面のストレージドライブバックプレーン (FRU) の保守を参照してください。

    図 86  マザーボード構成部品へのケーブルの接続


    image:マザーボード構成部品に接続されるケーブルを示す図。

  6. 左側および右側の LED/USB インジケータモジュールからマザーボードにリボンケーブルを再接続します [6]。

    前面の LED/USB インジケータモジュール (FRU) の保守を参照してください。

  7. 前面ストレージドライブバックプレーンからマザーボードに電源ケーブルを再接続します [6]。

    前面および背面のストレージドライブバックプレーン (FRU) の保守を参照してください。

  8. サーバー侵入スイッチケーブルをマザーボードに再接続します [6]。
  9. サーバーに DVD ドライブが搭載されている場合は、DVD ドライブのケーブルを再接続します。

    DVD ドライブのケーブルを再接続するには、シャーシの中間壁を通して注意深く導き、マザーボードの SATA コネクタに再接続します。

    DVD ドライブを取り付けるを参照してください。

  10. 次のコンポーネントを再度取り付けます。

    Caution

    注意  -  電源装置を再度取り付けるときは、マザーボードの取り外し手順で取り外しを行なったスロットに再度取り付けることが重要です。そうしないと、サーバーのキーアイデンティティープロパティー (KIP) データが失われる可能性があります。サーバーで保守が必要になると、KIP を使用して、サーバーの保証が期限切れでないことが Oracle によって検証されます。KIP の詳細は、FRU キーアイデンティティープロパティー (KIP) の自動更新を参照してください。


  11. エアバッフルを取り付けます。

    エアバッフルをサーバー内に配置して取り付けます。Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA カードを取り付ける準備として、エアバッフルは直立位置のままにしておきます。

  12. Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA カードとそれに関連する電気二重層コンデンサを取り付けます。

    Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA カードを取り付けるを参照してください。

  13. サーバーを稼動状態に戻します。
    1. サーバーの上部カバーを取り付けます。

      サーバーの上部カバーを取り付けるを参照してください。

    2. サーバーを通常のラック位置に戻します。

      サーバーを通常のラック位置に戻すを参照してください。

    3. 電源コードを電源装置に再接続し、サーバーの電源を投入します。

      電源ケーブルとデータケーブルを再接続するおよび サーバーの電源を入れるを参照してください。電源装置の AC OK LED が点灯していることを確認します。


    注 -  重要: マザーボードを交換したあと、製品シリアル番号 (PSN) を新しいマザーボードに手動でプログラムする必要がある場合があります。マザーボードは保守権利付与のための PSN の維持管理用の選ばれたコンポーネントグループ (定足数) のセカンダリメンバーであり、所定のサービス手順中に複数の定足数メンバーを交換すると、セカンダリ定足数メンバーに PSN をプログラムする必要がある場合があるため、これが必要になります。

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