PCIe カードを取り付ける
注 -
PCIe スロット 1、2、および 3 は、シングルプロセッサシステムでは機能しません。
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交換用の PCIe カードを開梱し、静電気防止用マットの上に置きます。
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交換するカードの適切な PCIe スロットの位置を確認します。
注 -
PCIe スロット 3 は、Oracle PCIe NVMe スイッチカード用のプライマリスロットです。オプションの NVMe ストレージドライブの制御および管理には、このカードが必要です。
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必要に応じて、スロットから PCIe フィラーパネルを取り外します。
注 -
PCIe カードをシステムから取り外すことが必要な場合に備えて、このフィラーパネルは保存しておいてください。
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PCIe カードを正しいスロットに挿入し [1]、PCIe ロックメカニズムを回転させて PCIe カードを所定の位置に固定します [2]。
図 35 PCIe カードの取り付け
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取り外し手順で抜いたケーブルを PCIe カードに再接続します [2]。
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サーバーを稼動状態に戻します。
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エアバッフルを取り付け位置まで下げます。
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上部カバーを取り付けます。
サーバーの上部カバーを取り付けるを参照してください。
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サーバーを通常のラック位置に戻します。
サーバーを通常のラック位置に戻すを参照してください。
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PCIe カードに必要なデータケーブルをすべて接続します。
データケーブルをケーブル管理アームに通します。
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電源コードを電源装置に再接続し、サーバーの電源を投入します。
電源ケーブルとデータケーブルを再接続するおよび サーバーの電源を入れるを参照してください。AC OK LED が点灯していることを確認します。
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Oracle ILOM を使用して、サーバーの PCIe カードの障害をすべてクリアします。
Oracle ILOM の PCIe カードの障害メッセージが「Open Problems」でクリアされない場合は、Oracle ILOM でその障害を手動でクリアする必要があります。PCIe カードの障害を手動でクリアする手順については、Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.2 のドキュメントライブラリ (http://www.oracle.com/goto/ilom/docs) にある『Oracle ILOM システムモニタリングおよび診断用ユーザーズガイドファームウェアリリース 3.2.x』の「交換または修復された未検出のハードウェアコンポーネントについての障害をクリアする」手順を参照してください。
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PCIe カードの取り付けを完了するために追加ステップが必要かどうかを判別するには、取り付けた PCIe カードのタイプに関するサーバーのプロダクトノートを参照してください。
サーバーでサポートされている PCIe ホストバスアダプタ (HBA) カードの完全なリストについては、http://www.oracle.com/goto/x6-2l/docs にある『Oracle Server X6-2L プロダクトノート』を参照してください。