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Oracle® Server X6-2L サービスマニュアル

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更新: 2016 年 4 月
 
 

Ethernet ポートのブート順序およびデバイスの命名

このセクションでは、サーバーの背面パネルにある 4 つの 10 ギガビット Ethernet ポートのブート順序とデバイスの命名について説明します。位置については、背面パネルのコネクタの位置を参照してください。ポートには、右から左に NET 0 から NET 3 までの番号が付けられます。

Ethernet ポートのブート順序

サーバーのブート中に BIOS が Ethernet ポートを検出する順序を、次の一覧に示します。


注 -  BIOS 設定ユーティリティーの「Boot」メニューにある「Boot Device Priority」画面を使用すると、ブート優先順位を変更できます。
  1. NET 0

  2. NET 1

  3. NET 2

  4. NET 3

Ethernet ポートのデバイスの命名


注 -  インタフェースで使用される名前は、システムに取り付けられているデバイスによっては、下の一覧に示されているものとは異なる場合があります。

Ethernet インタフェースに対するデバイスの命名規則は、インタフェースやオペレーティングシステムの種類によって異なります。次の表に、各インタフェースに対して使用される BIOS の (物理的な) 命名規則とオペレーティングシステムの (論理的な) 命名規則を示します。これらの命名規則は、使用しているオペレーティングシステムや、サーバーに取り付けられているデバイスによって異なる場合があります。

ポート
BIOS
Solaris
Linux
Windows (デフォルト名の例、下記の注意を参照)
NET 0
3A00
ixgbe 0
eth 0
Ethernet
NET 1
3A01
ixgbe 1
eth 1
Ethernet 2
NET 2
8200
ixgbe 2
eth 2
Ethernet 3
NET 3
8201
ixgbe 3
eth 3
Ethernet 4

注 -  Windows では、Ethernet、Ethernet 2、Ethernet 3、Ethernet 4 のようなポート名がデフォルトで使用されます。ただし、実際のポートの命名は、通常はオペレーティングシステムのインストール中に、列挙の順序に基づいて行われます。さらに、Windows では、アプリケーション固有のニーズに応じてポートの名前を変更できます。