この手順では、プライマリディスクのマスターボリュームがセカンダリディスクのマスターボリュームにレプリケートされます。マスターボリュームは d200 で、リモートミラービットマップボリュームは d203 です。
次のコマンドを実行します。Availability Suite ソフトウェアの場合:
nodeA# /usr/sbin/sndradm -P
次のような出力が表示されます。
/dev/md/nfsset/rdsk/d200 -> lhost-reprg-sec:/dev/md/nfsset/rdsk/d200 autosync: off, max q writes:4194304, max q fbas:16384, mode:sync,ctag: devgrp, state: logging
ロギングモードでは、状態は logging で、自動同期のアクティブ状態は off です。ディスクのデータボリュームに書き込みが行われると、同じディスクのビットマップファイルが更新されます。
nodeA# lockfs -a -f
次のコマンドを実行します。Availability Suite ソフトウェアの場合:
nodeA# /usr/sbin/sndradm -n -m lhost-reprg-prim \ /dev/md/nfsset/rdsk/d200 \ /dev/md/nfsset/rdsk/d203 lhost-reprg-sec \ /dev/md/nfsset/rdsk/d200 \ /dev/md/nfsset/rdsk/d203 ip sync
次のコマンドを実行します。Availability Suite ソフトウェアの場合:
nodeA# /usr/sbin/sndradm -n -w lhost-reprg-prim \ /dev/md/nfsset/rdsk/d200 \ /dev/md/nfsset/rdsk/d203 lhost-reprg-sec \ /dev/md/nfsset/rdsk/d200 \ /dev/md/nfsset/rdsk/d203 ip sync
次のコマンドを実行します。Availability Suite ソフトウェアの場合:
nodeA# /usr/sbin/sndradm -P
次のような出力が表示されます。
/dev/md/nfsset/rdsk/d200 -> lhost-reprg-sec:/dev/md/nfsset/rdsk/d200 autosync: on, max q writes:4194304, max q fbas:16384, mode:sync,ctag: devgrp, state: replicating
レプリケートモードでは、状態は replicating で、自動同期のアクティブ状態は on です。プライマリボリュームに書き込みが行われると、Availability Suite ソフトウェアがセカンダリボリュームを更新します。
次のステップ
ポイントインタイムスナップショットを実行する方法に進みます。