既存のグローバルクラスタまたはゾーンクラスタに Oracle Solaris ホストまたは仮想マシンを追加する前に、プライベートクラスタインターコネクトとの使用可能な物理的接続も含め、ノードに必要なすべてのハードウェアが正しくインストールされ構成されていることを確認してください。
ハードウェアのインストールについては、Oracle Solaris Cluster Hardware Administration Manualまたはサーバーに付属するハードウェアのドキュメントを参照してください。
この手順によって、マシンは自分自身をクラスタ内にインストールします。つまり、自分のノード名を当該クラスタの認証ノードリストに追加します。
phys-schost# プロンプトは、グローバルクラスタのプロンプトを表します。この手順は、グローバルクラスタ上で実行します。
この手順では、長形式の Oracle Solaris Cluster コマンドを使用して説明します。多くのコマンドには短縮形もあります。コマンド名の形式の長短を除き、コマンドは同一です。
Oracle Solaris Cluster 4.3 ソフトウェアのインストールの説明に従って、scinstall ユーティリティーを使用して、新しいノードのインストールと構成を完了します。
また、各ノードでパブリックネットワーク通信に使用するネットワークリソースも指定してください。次の例では、ゾーン名は sczone で、sc_ipmp0 は IPMP グループ名です。
clzc:sczone>add node clzc:sczone:node>set physical-host=phys-cluster-3 clzc:sczone:node>set hostname=hostname3 clzc:sczone:node>add net clzc:sczone:node:net>set address=hostname3 clzc:sczone:node:net>set physical=sc_ipmp0 clzc:sczone:node:net>end clzc:sczone:node>end clzc:sczone>exit
ノードを構成する手順の詳細は、Oracle Solaris Cluster 4.3 ソフトウェアのインストール の ゾーンクラスタの作成および構成を参照してください。
# clzonecluster install-cluster -d dvd-image zone-cluster-name
# clzonecluster install zone-cluster-name
Return キーを押します。
clsetup のプロンプトに従います。このオプションを設定すると、クラスタは、自分自身をクラスタに追加しようとする新しいマシンからのパブリックネットワーク経由の要求をすべて無視します。
関連項目
clsetup(1CL) のマニュアルページ。
クラスタノードを追加するすべてのタスクの一覧については、表 15、「タスクマップ: クラスタノードの追加」を参照してください。
ノードを既存のリソースグループに追加するには、Oracle Solaris Cluster 4.3 データサービス計画および管理ガイドを参照してください。