クラスタからのノードの削除
このセクションでは、グローバルクラスタまたはゾーンクラスタ上のノードを削除する方法について説明します。グローバルクラスタから特定のゾーンクラスタを削除することもできます。次の表に、ノードを既存のクラスタから削除するときに行うタスクを示します。タスクは、示されている順に実行してください。
表 16 タスクマップ: ノードの削除
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削除するノードからすべてのリソースグループとデバイスグループを移動する。ゾーンクラスタがある場合は、ゾーンクラスタにログインし、アンインストールされる物理ノード上にあるゾーンクラスタノードを退避させます。その後、物理ノードを停止する前に、ゾーンクラスタからそのノードを削除します。
影響を受ける物理ノードにすでに障害が発生している場合は、単にそのノードをクラスタから削除します。
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clnode evacuate node
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許可されたホストをチェックして、ノードを削除できることを確認する。
ノードが claccess show コマンドで一覧表示されない場合は、そのノードを削除できません。そのノードにクラスタ構成へのアクセスを許可してください。
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claccess show
claccess allow –h node-to-remove
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すべてのデバイスグループからノードを削除する。
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削除するノードに接続されているすべての定足数デバイスを削除する。
2 ノードクラスタのノードを削除する場合、この手順はオプションです。
次の手順では、ストレージデバイスを削除する前に定足数デバイスを削除する必要がありますが、定足数デバイスはその直後に追加し直すことができます。
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削除するノードを非クラスタモードにする。
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クラスタソフトウェア構成からノードを削除する。
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(オプション) Oracle Solaris Cluster ソフトウェアをクラスタノードからアンインストールする。
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