Oracle Solaris Cluster ソフトウェアは、NTP を使用して、クラスタノード間の時間同期を維持しています。グローバルクラスタの時間の調整は、ノードが時間を同期するときに、必要に応じて自動的に行われます。詳細は、Oracle Solaris Cluster 4.3 Concepts Guideおよび http://download.oracle.com/docs/cd/E19065-01/servers.10k/ の時間情報プロトコルのユーザーガイドを参照してください。
注意 - NTP を使用する場合、クラスタの稼動中はクラスタの時間を調整しないでください。date、rdate、または svcadm コマンドを使用した対話形式で、または cron スクリプト内で、時間を調整しないでください。詳細は、date(1)、rdate(1M)、svcadm(1M)、または cron(1M) のマニュアルページを参照してください。ntpd(1M) のマニュアルページは、service/network/ntp の Oracle Solaris 11 パッケージで配布されています。 |
phys-schost# プロンプトは、グローバルクラスタのプロンプトを表します。この手順は、グローバルクラスタ上で実行します。
この手順では、長形式の Oracle Solaris Cluster コマンドを使用して説明します。多くのコマンドには短縮形もあります。コマンド名の形式の長短を除き、コマンドは同一です。
phys-schost# cluster shutdown -g0 -y -i0
SPARC ベースのシステム上で、次のコマンドを実行します。
ok boot -x
x86 ベースのシステム上で、次のコマンドを実行します。
# shutdown -g -y -i0 Press any key to continue
GRUB メニューが表示されます。
GRUB ベースのブートの詳細は、Oracle Solaris 11.3 システムのブートとシャットダウン の システムのブートを参照してください。
GRUB ブートパラメータ画面が表示されます。
[ Minimal BASH-like line editing is supported. For the first word, TAB lists possible command completions. Anywhere else TAB lists the possible completions of a device/filename. ESC at any time exits. ] grub edit> kernel$ /platform/i86pc/kernel/$ISADIR/unix _B $ZFS-BOOTFS -x
画面には編集されたコマンドが表示されます。
phys-schost# date HHMM.SS
phys-schost# rdate hostname
phys-schost# reboot
各ノードで、date コマンドを実行します。
phys-schost# date