クラスタインターコネクトのトラブルシューティング

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このセクションでは、クラスタインターコネクト (クラスタトランスポートアダプタやクラスタトランスポートケーブルなど) を無効にしてから有効にするためのトラブルシューティング手順について説明します。

ipadm コマンドを使用してクラスタトランスポートアダプタを管理しないでください。ipadm disable-if コマンドを使用してトランスポートアダプタを無効にした場合は、clinterconnect コマンドを使用してトランスポートパスを無効にしてから有効にする必要があります。

この手順には、Oracle Solaris Cluster ソフトウェアがインストールされている必要があります。これらのコマンドは、グローバルクラスタノードから実行する必要があります。

クラスタインターコネクトを有効にする方法

注 - Oracle Solaris Cluster Manager ブラウザインタフェースを使用して、クラスタインターコネクトを有効にすることもできます。「プライベートインターコネクト」をクリックし、ケーブルの番号をクリックして強調表示し、「有効」をクリックします。Oracle Solaris Cluster Manager のログイン手順については、Oracle Solaris Cluster Manager にアクセスする方法を参照してください。

クラスタインターコネクトのステータスを確認します。

% clinterconnect status
    
=== Cluster Transport Paths===
Endpoint1               Endpoint2              Status
---------               ---------              ------
pnode1:net1             pnode2:net1            waiting
pnode1:net5             pnode2:net5            Path online

クラスタインターコネクトパスを無効にします。
1. クラスタインターコネクトパスを確認します。
```
% clinterconnect show | egrep -ie "cable.*pnode1"
Transport Cable: pnode1:net5,switch2@1
Transport Cable: pnode1:net1,switch1@1
```
2. クラスタインターコネクトパスを無効にします。
```
% clinterconnect disable pnode1:net1,switch1@1
```
クラスタインターコネクトパスを有効にします。
```
% clinterconnect enable pnode1:net1,switch1@1
```

クラスタインターコネクトが有効になっていることを確認します。

% clinterconnect status
    
=== Cluster Transport Paths===
Endpoint1               Endpoint2              Status
---------               ---------              ------
pnode1:net1             pnode2:net1            Path online
pnode1:net5             pnode2:net5            Path online