Oracle® Solaris Cluster 4.3 システム管理

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更新: 2016 年 7 月
 
 

プライマリクラスタでデバイスグループを構成する方法

始める前に

次のタスクを完成していることを確認してください。

  1. RBAC の承認 solaris.cluster.modify を提供する役割になって nodeA にアクセスします。

    nodeA は、プライマリクラスタの最初のノードです。どのノードが nodeA であるかを確認するには、図 8を参照してください。

  2. NFS データおよび関連するレプリケーションが含まれるようにメタセットを作成します。
    nodeA# metaset -s nfsset a -h nodeA nodeB
  3. メタセットにディスクを追加します。
    nodeA# metaset -s nfsset -a /dev/did/dsk/d6 /dev/did/dsk/d7
  4. メタセットにメディエータを追加します。
    nodeA# metaset -s nfsset -a -m nodeA nodeB
  5. 必要なボリューム (またはメタデバイス) を作成します。

    ミラーのコンポーネントを 2 つ作成します。

    nodeA# metainit -s nfsset d101 1 1 /dev/did/dsk/d6s2
    nodeA# metainit -s nfsset d102 1 1 /dev/did/dsk/d7s2

    いずれかのコンポーネントを使用してミラーを作成します。

    nodeA# metainit -s nfsset d100 -m d101

    もう 1 つのコンポーネントをミラーに接続して、同期できるようにします。

    nodeA# metattach -s nfsset d100 d102

    次の例のようにミラーからソフトパーティションを作成します。

    • d200 - NFS データ (マスターボリューム)

      nodeA# metainit -s nfsset d200 -p d100 50G
    • d201 - NFS データのポイントインタイムコピーボリューム

      nodeA# metainit -s nfsset d201 -p d100 50G
    • d202 - ポイントインタイムビットマップボリューム

      nodeA# metainit -s nfsset d202 -p d100 10M
    • d203 - リモートシャドウビットマップボリューム

      nodeA# metainit -s nfsset d203 -p d100 10M
    • d204 - Oracle Solaris Cluster SUNW.NFS 構成情報用のボリューム

      nodeA# metainit -s nfsset d204 -p d100 100M
  6. NFS データおよび構成ボリュームのファイルシステムを作成します。
    nodeA# yes | newfs /dev/md/nfsset/rdsk/d200
    nodeA# yes | newfs /dev/md/nfsset/rdsk/d204

次のステップ

セカンダリクラスタでデバイスグループを構成する方法に進みます。