solaris ブランドゾーンクラスタを更新するには、scinstall-u update コマンドを使用して SRU を適用します。
solaris10 ブランドゾーンクラスタにパッチを適用するには、clzonecluster install-cluster -p コマンドまたは patchadd コマンドを使用して、または代替ブート環境にパッチを適用することによって、パッチを適用します。
このセクションでは、次の手順について説明します。
この手順を実行し、scinstall-u update コマンドを使用して SRU を適用することによって、solaris ブランドゾーンクラスタを更新します。
phys-schost# scinstall -u update [-b be-name]
この段階を各クラスタノード上で繰り返します。
phys-schost# clzonecluster reboot
この手順は、グローバルクラスタのいずれかのノードで実行します。
phys-schost# clzonecluster boot -o zone-cluster
phys-schost# clzonecluster reboot -o zone-cluster
phys-schost# clzonecluster install-cluster -p patch-spec [options] zone-cluster
install-cluster サブコマンドの詳細は、clzonecluster(1CL) のマニュアルページを参照してください。
phys-schost# clzonecluster reboot zone-cluster
構成された各ゾーンクラスタノードで次の手順を実行します。
phys-schost# clzonecluster reboot -o zone-cluster
phys-schost# zlogin zone-cluster
zchost# patchadd
この手順を使用して、ゾーンクラスタノードのゾーンに代替ブート環境 (BE) のパッチを適用します。この方法は、必要に応じてパッチされた BE を取り消すオプションを提供します。
Oracle Solaris 10 ゾーンの作成と使用 の solaris10 ブランドゾーンのブートについてセクションの「solaris10 ブランドゾーンで複数のブート環境を作成およびアクティブ化する方法」に記載されているタスクの手順に従います。