サーバーハードウェアの障害イベントが発生すると、システムは保守要求インジケータを点灯させ、そのイベントをシステムイベントログ (SEL) に取得します。Oracle ILOM を介して通知を設定している場合は、選択した通知方法によってもアラートを受け取ります。ハードウェア障害に気付いたときは、すぐに対処してください。
この手順を使用して、Oracle ILOM Web インタフェースによって、ハードウェアの障害をトラブルシューティングし、必要に応じて、サーバーの保守を準備します。
ブラウザを開き、サーバー SP の IP アドレスを入力します。ログイン画面で、(管理者権限のある) ユーザー名とパスワードを入力します。「Summary」画面が表示されます。
「Summary」画面の「Status」セクションは、次のようなサーバーサブシステムに関する情報を提供します。
プロセッサ
メモリー
電源
冷却
ストレージ
ネットワーク
I/O モジュール
上の例では、「Status」画面は、メモリーサブシステムに保守が必要であることを示しています。これは、サブシステム内のハードウェアコンポーネントが障害状態であることを示しています。
サブシステムの画面が表示されます。
これはプロセッサ情報画面の例で、CPU 0 に問題があることを示しています。
「Open Problems」画面は、イベントが発生した時間、コンポーネントとサブシステムの名前、および問題の説明などの詳細情報を提供します。これにはナレッジベース記事へのリンクも含まれます。
この例の CPU 0 の DIMM 8 のハードウェア障害では、サーバーにローカルで物理的にアクセスする必要があります。
プロダクトノートのドキュメントには、ハードウェア関連の問題を含むサーバーに関する最新情報が記載されています。
Preparing to Service the Serverを参照してください。