コンポーネントの保守性

サーバーの交換可能なコンポーネントは、顧客交換可能ユニット (CRU: customer-replaceable unit) または現場交換可能ユニット (FRU: field-replaceable unit) のいずれかとして指定されています。

• FRU に指定されている部品は、Oracle 認定の保守技術者が交換する必要があります。

• CRU に指定されている部品は、Oracle 認定の保守技術者以外の人でも交換できます。

サーバーの電源が入っているときに保守できるコンポーネントは、ホット保守コンポーネントと呼ばれます。サーバーの電源を切断してから保守する必要のあるコンポーネントは、コールド保守コンポーネントと呼ばれます。

次の表に、コンポーネント、その保守の指定、および保守性を一覧表示します。

コンポーネント 保守の指定 保守性 ストレージドライブ CRU ホット ファンモジュール CRU ホット 電源装置 CRU ホット メモリーライザーおよび DIMM CRU コールド PCIe カード CRU コールド DVD ドライブ CRU コールド システム (または RTC) バッテリ CRU コールド CPU およびヒートシンク FRU コールド SAS 12 Gb/s HBA およびケーブル (HBA - ディスクバックプレーン) FRU コールド PCIe NVMe スイッチカードおよびケーブル (カード - ディスクバックプレーン) FRU コールド エネルギーストレージモジュール (ESM) およびケーブル (HBA - ESM) FRU コールド ファンボード FRU コールド 電源バックプレーン FRU コールド ストレージドライブバックプレーン FRU コールド SP カード FRU コールド マザーボード FRU コールド