NVMe ストレージドライブの取り外しの準備をする

始める前に

• このタスクを実行するには、ホストでホットプラグデーモンを有効にする必要があります。

• オペレーティングシステムが NVMe ドライブとして認識している仮想 PCIe スロットの一覧は、NVMe Storage Drive Virtual PCIe Slot Designationを参照してください。仮想 PCIe スロット名はサーバーのフロントパネルのラベルに記載されている名前と一致しません。

1. Oracle Solaris ホストにログインします。
2. NVMe ドライブの仮想 PCIe スロット番号を確認します。次のように入力します。

   # hotplug list –lc

   このコマンドにより、サーバーに取り付けられている NVMe ドライブごとに次のような出力が生成されます。

   # hotplug list -lc
   Connection           State           Description
   Path                          
   -------------------------------------------------------
   pcie100              ENABLED         PCIe-Native
   /pci@0,0/pci8086,2f06@2,2/pci111d,80b5@0/pci111d,80b5@4
   pcie101              ENABLED         PCIe-Native
   /pci@0,0/pci8086,2f06@2,2/pci111d,80b5@0/pci111d,80b5@5
   pcie102              ENABLED         PCIe-Native
   /pci@0,0/pci8086,2f06@2,2/pci111d,80b5@0/pci111d,80b5@6
   pcie103              ENABLED         PCIe-Native
   /pci@0,0/pci8086,2f06@2,2/pci111d,80b5@0/pci111d,80b5@7

3. ドライブスロットの電源を切り、NVMe ドライブの取り外し準備をします。

   たとえば、NVMe0 の取り外し準備をするには、次のコマンドを入力します。

   # hotplug poweroff pcie100

   # hotplug list –lc

   アンマウントされている NVMe0 ドライブについて次の出力が表示されます。

   # hotplug list -lc
   Connection           State           Description
   Path                          
   -------------------------------------------------------
   pcie100              PRESENT         PCIe-Native
   /pci@0,0/pci8086,2f06@2,2/pci111d,80b5@0/pci111d,80b5@4
   pcie101              ENABLED         PCIe-Native
   /pci@0,0/pci8086,2f06@2,2/pci111d,80b5@0/pci111d,80b5@5
   pcie102              ENABLED         PCIe-Native
   /pci@0,0/pci8086,2f06@2,2/pci111d,80b5@0/pci111d,80b5@6
   pcie103              ENABLED         PCIe-Native
   /pci@0,0/pci8086,2f06@2,2/pci111d,80b5@0/pci111d,80b5@7

4. NVMe ドライブの青色の取り外し可能インジケータが点灯していることを確認します。