SAS 12 Gb/s 内蔵 HBA ESM ケーブルを交換する (FRU)

1. 保守の対象となるサーバーを準備します。

   Prepare the Server for Cold Serviceを参照してください。

2. ESM ケーブルを PCIe スロット 2 の HBA カードと ESM モジュールから取り外します。

   必要であれば PCIe スロットから HBA カードを取り外し、ケーブル接続部に簡単に手が届くようにします。

   
   
3. 次のように通気仕切りから SAS HBA ケーブルを取り外します。
   1. 通気仕切りのメモリーライザー側のケーブルクリップから ESM ケーブルを取り外します。次に、ケーブルを慎重に持ち上げて、ディスクバックプレーン領域につながる通気仕切りのケーブルスロット [B] から出します。

      クリップは 3 つあり、ESM ケーブルはいちばん上のクリップでとめられています。

      
      
   2. 通気仕切りのクリップから ESM ケーブルが外れたら、ESM ケーブルを引き出すだけのスペースができるまで、通気仕切りケーブルシールド [図内 A] を電源装置から引き離します。

      ESM ケーブルは通気仕切りから完全に引き離された状態になっている必要があります。

4. HBA から取り外した ESM ケーブルの先端を P0 ヒートシンクと電源装置ケージの間の狭いスペースに慎重に通して、上方からシステムの外に出します。
5. 交換用のケーブルを取り付けるには、HBA 側のケーブルの先端を P0 ヒートシンクと電源装置ケージの間の狭いスペースに慎重に通します。
6. ESM ケーブルを PCIe スロット 2 の HBA カードと、ディスクバックプレーン領域にある ESM モジュールに接続します。

   ---

   注 -  バックプレーン領域の通気をよくするため、ケーブルが長すぎた場合は PCIe カード領域にまとめてください。

   ---

   
   
7. 稼働に向けサーバーを準備します。

   Prepare the Server for Operationを参照してください。