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Oracle® Server X5-4 サービスマニュアル

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更新: 2015 年 6 月
 
 

ファンモジュールのリファレンス

6 つのファンモジュールは、シャーシの前面にあり、マザーボードの 3 つの冷却ゾーンの冷却を実現します (詳細は、Cooling Subsystemを参照)。ファンは電源を入れたまま保守可能で、ラックからサーバーを少し引き出すことで取り扱うことができます。ファンモジュールを保守するためにサーバーのカバーを取り外す必要はありません。


Caution

注意  -  異常な温度上昇の状態によるサーバーのシャットダウンまたはコンポーネントの損傷。ファンモジュールはシステムを冷却します。ファンモジュールに障害が発生したら、できるだけ早く交換してください。内側の列のファンを取り外す場合、サーバーの過熱を防ぐため 30 秒以内に交換してください。



注 -  障害の発生したファンの交換が早すぎると、新しいファンを取り付けたあともファンインジケータが障害の状態を示すことがあります。障害の発生したファンを交換するときには、古いファンを取り外してファンインジケータが消灯したことを確認してから新しいファンを取り付けます。これには数秒しかかかりません。

ファンモジュールのステータスインジケータの機能について、次に説明します。

ファン障害を示すフロントおよびバックパネルのインジケータ

ファンモジュールの障害が検出されると、次のインジケータが 1 つ以上点灯します。

  • 前面および背面の保守要求インジケータ。システムインジケータの位置については、Server Front Panel FeaturesおよびServer Back Panel Featuresを参照してください。

  • ファンモジュールの保守要求インジケータ。

  • 過熱警告インジケータ。ファン障害によってシステムの動作温度が許容範囲を超えて上昇すると、このインジケータも点灯することがあります。

ファンモジュールインジケータ

各ファンモジュールスロットの隣には、サーバーの上部から見えるインジケータがあります。

image:ファンモジュールのステータスインジケータの位置を示す図。

電源 OK インジケータ

image:電源 OK アイコンを示す図

緑のインジケータ。システムの電源が投入されており、ファンモジュールが正常に機能しています。

保守要求インジケータ

image:保守要求のアイコンを示す図。

オレンジ色のインジケータ。ファンモジュールに障害が発生しています。

システムによってファンモジュールの障害が検出されると、サーバーのフロントパネルおよびバックパネルの保守要求インジケータも点灯します。