SAS 12 Gb/s 内蔵 HBA SAS ケーブルを交換する (FRU)
このセクション内のコンポーネントを保守するときには、AC 電源コードのプラグを抜いて、ESD 保護を使用します。
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保守の対象となるサーバーを準備します。
Prepare the Server for Cold Serviceを参照してください。
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P0 MR0/MR1 メモリーライザーを取り外します。
これによりケーブルを取り外すためのスペースを確保できます。Remove a Memory Riser Cardを参照してください。
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PCIe スロット 2 内の HBA カードから 2 本の SAS ケーブルを取り外し、マザーボードから DVD SATA ケーブル (HBA SAS ケーブルの分岐) を取り外します。
必要であれば PCIe スロットから HBA カードを取り外し、ケーブルコネクタに簡単に手が届くようにします。
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2 本の SAS HBA ケーブル (0 と 1) をディスクバックプレーンボードから取り外します。
白いラベルのケーブルが 0 で、黄色いラベルのケーブルが 1 です。
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次のように通気仕切りから SAS HBA ケーブルを取り外します。
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通気仕切りのメモリーライザー側の 3 つのケーブルクリップから NVMe (取り付けられている場合)、HBA、および ESM ケーブルを取り外します。次に、ケーブルを慎重に持ち上げて、ディスクバックプレーン領域につながる通気仕切りのケーブルスロット [B] から出します。
クリップは 3 つあります。HBA ケーブルはいちばん下のクリップでとめられています。
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通気仕切りのクリップから HBA ケーブルが外れたら、HBA ケーブルを引き出すだけのスペースができるまで、通気仕切りケーブルシールド [図内 A] を電源装置から引き離します。
HBA ケーブルは通気仕切りから完全に引き離された状態になっている必要があります。
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HBA から取り外した HBA ケーブルの先端を P0 ヒートシンクと電源装置ケージの間の狭いスペースに慎重に通して、上方からシステムの外に出します。
P0 ヒートシンクと電源装置ケージの間のスペースは狭く、SAS ケーブルコネクタは一方向にしか通せません。
![Caution Caution](graphics/caution.gif) | 注意 -
ハードウェアが損傷します。SAS ケーブルと NVMe (取り付けられている場合) ケーブルを通すときに、ケーブルが CPU0 ヒートシンクのラジエータフィンに触れないようにします。鋭利な形状をしているため、ケーブルの絶縁材が損傷する恐れがあります。
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交換用のケーブルを取り付けるには、HBA 側のケーブルの先端を P0 ヒートシンクと電源装置ケージの間の狭いスペースに慎重に通します。
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SAS HBA ケーブルを HBA カードに再接続し、SATA ケーブルをマザーボードに再接続します。
白いラベルのケーブルが 0 で、黄色いラベルのケーブルが 1 です。
HBA カードを取り外していた場合は、PCIe スロット 2 にふたたび取り付けます。
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SAS HBA ケーブルを通気仕切りを通してディスクバックプレーン領域に引き回します。
ケーブル配線については、手順 5 の図を参照してください。
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SAS HBA ケーブルをディスクバックプレーン上のコネクタに接続し直します。
接続先については、手順 4 の図を参照してください。
注 -
バックプレーン領域の通気をよくするため、ケーブルが長すぎた場合は PCIe カード領域にまとめてください。
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取り外してあった P0 MR0/MR1 メモリーライザーを元どおりに取り付けます。
Install a Memory Riser Cardを参照してください。
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稼働に向けサーバーを準備します。
Prepare the Server for Operationを参照してください。