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Oracle® Server X5-4 サービスマニュアル

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更新: 2015 年 6 月
 
 

静電放電の実行と静電気防止策

PCIe カード、ハードドライブ、CPU、メモリーカードなど、静電放電 (ESD) に弱いデバイスには、特別な対処が必要です。

静電気防止用リストストラップの使用

ドライブ構成部品、回路基板、PCIe カードなどのコンポーネントを取り扱う場合は、静電気防止用リストストラップを着用してください。サーバーコンポーネントの保守または取り外しを行う場合は、静電気防止用ストラップを手首に着用し、シャーシの金属部分に取り付けます。この措置を行うことによって、作業者とサーバーの間の電位が等しくなります。


注 -  静電気防止用リストストラップはサーバーには付属していません。ただし、顧客交換可能ユニット (CRU)、現場交換可能ユニット (FRU)、およびオプションコンポーネントには静電気防止用リストストラップが含まれています。
image:静電気防止用リストストラップを着用する方法を示す図。

静電気防止用マットの使用

コンポーネントを取り扱うときに静電気防止用リストストラップを着用するだけでなく、プリント回路基板、DIMM、CPU などの静電放電に敏感なコンポーネントを設置するための作業面や場所として静電気防止用マットを使用することで、静電放電のない作業場所を作ってください。静電気防止用マットとしては次のものを使用できます。

  • 交換部品の梱包に使用されている静電気防止袋

  • ESD マット (Oracle から注文可能)

  • 使い捨て ESD マット (一部のオプションのシステムコンポーネントに同梱)