サーバーの I/O ストレージサブシステムは次によって構成されます。
サーバーには 11 個の PCIe Gen 3 スロットがあり、そのうち 9 つは x8 スロットで、2 つは x16 スロットです。4 CPU 構成サーバーでは 11 スロットすべてを使用できます。2 CPU 構成サーバーでは、最初の 6 スロット (1-6) のみ使用します。
スロット 2 は HBA 用に予約されており、この HBA の 6 個すべてのドライブスロットで最大 6 個の SAS/SATA (機械式または SSD) ドライブをサポートできます。
スロット 1 は工場で取り付けられるオプションの PCIe NVMe スイッチカードに使用でき、このスイッチカードのスロット 2-5 で、最大 4 個の NVMe SSD をサポートできます。
スロット指定の詳細は、PCIe Slot Designationsを参照してください。
2 つの内部 USB ポートは、マザーボード上のディスクドライブバックプレーンと PSU バックプレーンボードの間にあります。これらのポートは標準の USB フラッシュデバイスを保持でき、これを使用してシステムをブートできます。Oracle System Assistant USB デバイスが事前に取り付けられている場合があります。
Oracle System Assistant は個別にブートできるデバイスであり、プライマリホスト OS のインストールやサーバーハードウェアの構成、ファームウェア更新プロセスを支援します。Oracle System Assistant USB ドライブをプライマリホストのブートデバイスまたはサーバーストレージとして使用しないでください。Oracle System Assistant USB ドライブが取り付けられているサーバーでは、このドライブが "OSA USB" というラベルの付いたポートに装着されています。
ポートの指定については、DVD, Storage Drive, and USB Designationsを参照してください。
さらに、サーバーにはフロントパネル上に 2 つ、バックパネル上に 2 つ、合計 4 つの外部 USB ポートがあります。External Components and Featuresを参照してください。
サーバーのバックパネル上に 4 つの 10 ギガビット Ethernet ポートがあります (Back Panel Connector Locationsを参照)。次の図に示すように、左から右に、下の 2 つのポートが NET 0 および NET 1、上の 2 つのポートが NET2 および NET 3 です。
サーバーのブート中、BIOS は次の順序で Ethernet ポートを検出します。
NET 0
NET 1
NET 2
NET 3
Ethernet インタフェースに対するデバイスの命名規則は、インタフェースやオペレーティングシステムの種類によって異なります。次の図で、各インタフェースに対して使用される論理的な (オペレーティングシステムの) 命名規則と物理的な (BIOS の) 命名規則について説明します。
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