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Oracle® Server X5-4 サービスマニュアル

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更新: 2015 年 6 月
 
 

ストレージドライブ (CRU) を取り外す

サーバーからストレージドライブを取り外すには、次の手順を使用します。

始める前に

  • 保守性に関する考慮事項の詳細は、Component Serviceabilityを参照してください。

  • ストレージドライブの指定情報については、DVD, Storage Drive, and USB Designationsを参照してください。

  • データ損失およびオペレーティングシステムのクラッシュを回避するため、オペレーティングシステムのコマンドを使用して NVMe ストレージドライブを前もって準備しておく必要があります。

  1. ホットプラグまたはホットスワップ手順を使用してストレージドライブを交換できるか、それともサーバーの電源を切断してコールドスワップ手順を使用する必要があるかを判断します。

    コールドスワップが必要になるのは、ストレージドライブが次の場合です。

    • オペレーティングシステムが格納されており、かつそのオペレーティングシステムがほかのドライブでミラー化されていません。
    • サーバーのオンライン処理から論理的に切り離せません。
  2. 次のいずれかを行います。
    • SAS ドライブのホットプラグを行うには:
      1. ドライブをオフラインにします。

        これにより、ドライブへの論理的なソフトウェアリンクが解除され、アプリケーションからドライブにアクセスできなくなります。ストレージドライブをオフラインにするには、OS 固有のコマンドまたは HBA ソフトウェア (MegaRAID または StorCLI) を使用します。

      2. 保守の対象となるサーバーを準備します。

        Prepare the Server for Hot Serviceを参照してください。

    • NVMe ドライブのホットプラグを行うには:
      1. オペレーティングシステムのコマンドを使用して、ドライブの取り外し準備をします。
      2. 保守の対象となるサーバーを準備します。

        Prepare the Server for Hot Serviceを参照してください。

    • ドライブのコールドスワップを行うには:
      1. サーバーの電源を切ります。

        Prepare the Server for Cold Serviceに記載されているいずれかの電源切断オプションを使用します。

  3. 物理的なサーバーがある場所で、必要であればロケータインジケータボタンを押してインジケータを非アクティブにします。
  4. 取り外す予定のストレージドライブを特定します。

    ドライブのホットプラグを行う場合は、青色の取り外し準備完了インジケータが点灯していることを確認します。

    Storage Drive Status Indicator Referenceを参照してください。

  5. ストレージドライブのリリースボタンを押してラッチを開きます。
  6. ラッチをしっかり持ち、ドライブスロットからドライブを引き出します。
    image:サーバーからストレージドライブを取り外す方法を示す複数段階の図。
  7. 次に実行する手順を確認します。
    • ドライブを交換する場合は、Install a Storage Driveに進みます。

    • ドライブを交換しない場合は、空のドライブスロットで Install a Storage Drive Filler Panelを行い適切な通気を維持し、管理タスクを実行してドライブなしで動作するようにサーバーを構成します。

      コールド保守手順を実行した場合は、サーバーの電源を入れます。