システム管理サブシステムには、サーバーの前面と背面のボタン、スイッチおよびインジケータ、組み込みのサーバーの管理ソフトウェア、Oracle System Assistant、および Oracle ILOM が含まれます。
前面のインジケータモジュール (FIM) パネルは、(サーバーの前面から見て) サーバーの左上隅にあります。ここには、サーバーを管理してステータスを判断できるインジケータとボタンが含まれています。
次の図は、FIM のボタンおよびインジケータを示しています。
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各電源ユニット (PSU) には 3 つのインジケータが左から右に一列で並べられています。
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各ファンモジュール (FM) には、次に示すように 2 つのインジケータが左から右に一列で並べられています。
次の図は FM の前面を示します。
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ストレージドライブはキャリア内に取り付けられています。各ストレージドライブキャリアには、3 つのインジケータが下から上に一列に積み重ねられて並んでいます。
次の図は、ストレージドライブキャリアの前面とストレージドライブインジケータを示しています。
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SMOD にある背面インジケータパネルにより、ユーザーはサーバーを管理してステータスを判断できます。このパネルには、SMOD コンポーネント用のリセットスイッチやインジケータなどの、前面のインジケータモジュール (FIM) にはないインジケータとボタンが含まれます。
次の図は背面インジケータパネルを示しています。
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各 DPCC にはサーバー内の各 PCIe スロットに 1 つずつの 2 つのインジケータパネルがあります。各パネルには緑色の OK インジケータ、オレンジ色の保守要求インジケータ、埋め込み式の注意 (ATTN) ピンホールボタンがあります。
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サーバー背面の AC 電源ブロックにある電源差し込み口にはそれぞれ緑色の OK インジケータが 1 つあり、電源ユニットに対してコネクタの電源が十分な場合にのみ点灯します。次の図では、吹き出し 1 が AC 0 の差し込み口の OK インジケータを示しています。
サーバーの近くにいる場合、次のスイッチとボタンにアクセスできます。
フロントパネルの電源ボタン
サーバーに対してローカルのとき (サーバーの近くにいるとき)、サーバーの電源をコントロールできます。電源オフの詳細は、Powering Off the Serverを参照してください。電源オンの詳細は、Power On the Serverを参照してください。
2 つのロケータインジケータボタン (サーバーの前面に 1 つと背面に 1 つ)
このボタンを使用して、ロケータインジケータをローカルから管理できます。ロケータインジケータを非アクティブ (またはアクティブ) にするには、このボタンを押したり解除したりします (Managing the Locator Indicatorを参照)。
サーバー背面のサービスプロセッサ (SP) ピンホールリセットボタン
SP リセットボタンを使用すると、SP を手動でリセットできます。このリセットボタンは、SP が応答不能な場合や、リセットが必要な場合、またはスタンバイ電源モードへのブートに失敗した場合に使用します (ボタンをアクティブにするにはスタイラスの使用が必要です)。
位置については、Back Indicator Panelを参照してください。
サーバー背面のホストピンホールリセットボタン
ホストリセットボタンを使用して、サーバーの即時リブートを実行できます (ボタンをアクティブにするにはスタイラスの使用が必要です)。
位置については、Back Indicator Panelを参照してください。
サーバー背面の NMI ピンホールリセットボタン
NMI ボタンは保守担当者によってのみ使用されます。押さないでください。
位置については、Back Indicator Panelを参照してください。
CMOD 障害検知ボタン
各 CMOD にはマザーボードに搭載された障害検知ボタンがあります。このボタンは CMOD 障害検知回路の一部です。この回路は充電され、CMOD がサーバーから取り外されたあとに障害のある DIMM または CPU を特定できます。
ボタンの位置については、CMOD Layoutを参照してください。
16 個の埋め込み式 ATTN (注意) ボタン (各 DPCC に 2 つ)
このボタンは、DPCC の取り外しおよび取り付けを開始する際に使用します。DPCC を取り外す前に、スタイラスを使用して両方の ATTN ボタンを押します。PCIe カードが装着されている DPCC を取り付けたあと、ボタンをふたたび押します。
ボタンの位置については、Front Indicator Module (FIM) PanelおよびBack Indicator Panelを参照してください。