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マニュアルページ セクション 1: ユーザーコマンド

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更新: 2022年7月27日
 
 

arch(1)

名前

arch - 現在のホストのアーキテクチャーの表示

形式

arch [-k | archname]

説明

arch ユーティリティーは、現在のホストシステムのアプリケーションアーキテクチャーを表示します。このコマンドは、従来オプションなしで使用されてきたため、Oracle Solaris 11.4 SPARC ベースのシステムはすべて、アプリケーションアーキテクチャーとして sun4 を返します。このコマンドの使用はお勧めできません。(「注意事項」のセクションを参照)

システムは、どの実行可能プログラムがどのマシンで実行されるかを定義するアーキテクチャーによって大まかに分類できます。カーネルアーキテクチャーとアプリケーションアーキテクチャー (通常は単に「アーキテクチャー」) は、区別することができます。ベースとなるハードウェアが異なるために稼動するカーネルが異なるマシンでも、同じアプリケーションプログラムを実行できる場合があります。

オプション

–k

sun4v などのカーネルアーキテクチャーを表示します。このオプションは、マシンで稼動する特定の Oracle Solaris カーネルを定義し、カーネルに明示的に依存するプログラム (ps(1) など) に対してのみ意味を持ちます。

オペランド

次のオペランドを指定できます。

archname

archname を使用すると、このアプリケーションアーキテクチャー用のアプリケーションバイナリを現在のホストシステムで実行できるかどうかを判断できます。archname は、sun4i86pc などの有効なアプリケーションアーキテクチャーである必要があります。

archname 用のアプリケーションバイナリを現在のホストシステムで実行できる場合は、TRUE (0) が返されます。そうでない場合は、FALSE (1) が返されます。

終了ステータス

次の終了ステータスが返されます。

0

正常終了。

>0

エラーが発生しました。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/core-os

関連項目

mach(1), ps(1), uname(1), attributes(7)

このコマンドは以前のリリースとの互換性のために提供されており、使用しないようにしてください。代わりに、uname コマンドを使用してください。使用法については、uname(1) を参照してください。