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マニュアルページ セクション 1: ユーザーコマンド

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更新: 2022年7月27日
 
 

ls(1)

名前

ls - ディレクトリの内容を一覧表示

形式

/usr/bin/ls [-aAbcCdeEfFghHiklLmnopqrRsStuUwvVx1@] [-/ c | v]
     [-% atime | crtime | ctime | mtime | rtime | all]
     [--block-size size] [--color[=when]] [--file-type]
     [--scale[=item1,item2,...]] [--si] [--time-style style]
     [file]...
/usr/xpg4/bin/ls [-aAbcCdeEfFghHiklLmnopqrRsStuUwvVx1@] [-/ c | v]
     [-% atime | crtime | ctime | mtime | rtime | all]
     [--block-size size] [--color[=when]] [--file-type]
     [--scale[=item1,item2,...]] [--si] [--time-style style]
     [file]...
/usr/xpg6/bin/ls [-aAbcCdeEfFghHiklLmnopqrRsStuUwvVx1@] [-/ c | v]
     [-% atime | crtime | ctime | mtime | rtime | all]
     [--block-size size] [--color[=when]] [--file-type]
     [--scale[=item1,item2,...]] [--si] [--time-style style]
     [file]...

説明

file オペランドがディレクトリの場合、ls は、そのディレクトリの内容を出力します。file が通常ファイルの場合、ls は、そのファイル名と要求されたほかの情報を出力します。デフォルトでは、アルファベット順にソートして出力します。引数をまったく指定しないと、現在のディレクトリ (.) の内容を出力します。引数を複数指定すると、引数は最初に適切にソートされますが、ファイル引数がディレクトリとその内容より先に処理されます。

出力形式には、主に 3 種類あります。端末に対するデフォルトの出力形式は、複数カラムで、ソートしたエントリを縦方向に並べて表示します。–1 オプションを指定すると、単一のカラムで出力します。–m オプションを指定すると、ストリーム出力形式で表示します。–C–x–m オプションの出力形式を決定するために、ls は環境変数 COLUMNS を使用して、1 行に出力できる文字数を調べます。この環境変数が設定されていない場合は、環境変数 TERM に基づいて、terminfo(5) データベースが使用され、カラム数が決定されます。この情報が得られない場合は、カラム数は 80 カラムと見なされます。–w オプションを使用する場合、引数はその他のカラム幅よりも優先されます。

–e–E–g–l–n–o–v–V–@ のいずれかのオプションが有効になっている場合、出力されるモードは 11 文字から成ります。最初の文字は次のいずれかです。

d

エントリがディレクトリの場合

D

エントリが door の場合

l

エントリがシンボリックリンクの場合

b

エントリがブロック型特殊ファイルの場合

c

エントリが文字型特殊ファイルの場合

p

エントリが FIFO (または「名前付きパイプ」) 特殊ファイルの場合。

P

エントリがイベントポートの場合

s

エントリが AF_UNIX アドレスファミリのソケットの場合。

-

エントリが通常ファイルの場合

残りの 9 文字は、3 文字ずつの 3 組に分けられます。最初の組は、所有者へのアクセス権を示します。次の組は、同一のグループに属するほかのユーザーへのアクセス権を示します。最後の組は、その他のユーザーへのアクセス権を示します。各組においては、3文字がそれぞれ、ファイルの読み取り、書き込み、実行権を示します。ディレクトリの場合は、実行権は、指定したファイルの有無についてディレクトリを検索するアクセス権を意味します。アクセス権に続く文字は、ACL、拡張属性のいずれかを示します。ファイルに拡張属性が関連付けられており、かつ –@ オプションが有効になっている場合、この文字は @ になります。それ以外の場合、意味のある ACL がファイルに関連付けられている場合にはこの文字はプラス記号 (+) 文字になり、それ以外の場合はスペース文字になります。

–/ または –% (あるいはその両方) が有効になっている場合、ファイルシステムで拡張システム属性がサポートされていれば、拡張システム属性が出力されます。次のように表示されます。


$ ls -/c  file
-rw-r--r--   1 root     root           0 May 10 14:17 file
                {AHRSadim-u---}

$ ls -/v file
-rw-r--r--   1 root     root           0 May 10 14:17 file
                {archive,hidden,readonly,system,appendonly,nodump,immutable,av_modified,noav_quarantined,nounlink,nooffline,nosparse,nosensitive}

$ ls -l -%all file
-rw-r--r--   1 root     root           0 May 10 14:17 file
                timestamp: atime    Jun 25 12:56:44 2007
                timestamp: ctime    May 10 14:20:23 2007
                timestamp: mtime    May 10 14:17:56 2007
                timestamp: crtime   May 10 14:17:56 2007

詳細は、–/ および –% オプションの説明を参照してください。

ls –l (ロング形式出力) は、POSIX ロケールで次のように出力します。

-rwxrwxrwx+ 1 smith dev   10876  May 16 9:42 part2

右から左へ見ていくと、現在のディレクトリには part2 というファイルが 1 つあるのがわかります。次に、ファイルの内容を最後に修正したのは 5 月 16 日午前 9 時 42 分です。The file contains 10,876 bytes of data.The owner of the file, or the user, belongs to the group dev (perhaps indicating development), and their login name is smith.この例で 1 と示されている数字は、part2 というファイルへのリンクの数を示します (cp(1) を参照)。プラス記号は、ファイルに関連する ACL があることを示します。–@ オプションが指定されている場合、拡張属性が存在していると ACL は無効になり、プラス記号はアット記号 (@) に置き換えられます。さらにダッシュと文字によって、ユーザー、グループ、その他のユーザーが part2 に対する読み取り、書き込み、実行権を持っていることが示されています。

実行権を表す x は、各組の 3 番目の位置に置かれます。3 番目の位置に - がある場合は、実行権を与えられていないことを示します。

各アクセス権の意味は、次のとおりです。

r

ファイルが読み取り可能

w

ファイルが書き込み可能

x

ファイルが実行可能

-

指定されたアクセス権は与えられていない

s

セットユーザー ID ビットまたはセットグループ ID ビットがオンで、対応するユーザーまたはグループ実行権ビットもオン

S

不定ビット状態 (セットユーザーID ビットまたはセットグループ ID ビットがオンで、ユーザーまたはグループの実行権ビットがオフ)。グループのアクセス権の場合、通常ファイル以外のファイルだけに適用される

t

1000 (8 進数) ビット、つまり、スティッキービットがオン (chmod(1) を参照) で、実行権ビットがオン

T

1000 ビットがオンで、実行権ビットがオフ (不定ビット状態)

/usr/bin/ls

l

アクセス中に強制ロックが発生する (通常ファイルについて、セットグループ IDビットがオンで、グループ実行権ビットがオフ)

/usr/xpg4/bin/ls および /usr/xpg6/bin/ls

L

アクセス中に強制ロックが発生する (通常ファイルについて、セットグループ IDビットがオンで、グループ実行権ビットがオフ)

ユーザーやグループのアクセス権では、3 番目の位置に x または - 以外の文字が置かれる場合があります。セット ID ビットの状態が、ユーザーまたはグループのいずれのものであるかを参照して、この位置に s または S が置かれることもあります。実行中に、ユーザーのユーザー ID をファイルのユーザー ID と同じと見なすこの機能は、たとえば、スーパーユーザーとして起動したユーザーが、ログイン中に普通にログインした場合のユーザー ID を必要とするときなどに使用されます。

グループへのアクセス権においては、3 番目の位置に l が置かれることがあります。l は、強制的なファイルおよびレコードのロックを示しています。これはアクセス中にその他のファイルに対する読み取りまたは書き込み権をロックするファイルの機能があることを示しています。

その他のユーザーへのアクセス権においては、3 番目の位置に t または T が置かれることがあります。これらは、スティッキービットと実行権の状態を示しています。

オプション

サポートしているオプションは、次のとおりです。

/usr/bin/ls、/usr/xpg4/bin/ls、および /usr/xpg6/bin/ls

次のオプションは、ls の 3 つのすべてのバージョンで指定できます。

–a
–all

すべてのエントリを出力します。つまり、ドット (.) で始まるエントリも出力します。

–A
–almost-all

ドット (.) で始まるものも含めたすべてのエントリを一覧表示しますが、作業用ディレクトリ (.) および親ディレクトリ (..) は例外です。

–b
–escape

出力できない文字を 8進 \ddd の出力形式で強制的に出力します。

–B
–ignore-backups

チルド (~) で終わるファイルを表示しません。

–c

(–tオプションによる) ソート や (–l または –n オプションによる) 出力において、i ノードを最後に修正した時間 (ファイル作成、モード変更など) を使用します。

–C

複数カラム形式の出力で、エントリを縦方向にソートします。これは、デフォルトの出力形式です。

–d

引数がディレクトリの場合、(内容ではなく) その名前だけを出力します。–l とともに使用すれば、ディレクトリのステータスを知ることができます。

–e

–l と似ていますが、時間を秒まで表示します。また、時間の形式は、年数にかかわらず、すべてのファイルに対して 1 つだけで、その形式は POSIX ロケールの場合、mmm dd hh:mm:ss yyyy です。

–E

–l と似ていますが、時間をナノ秒まで表示します。また、時間の形式は、年数にかかわらず、すべてのファイルに対して、yyyy-mm-ddhh:mm:ss.nnnnnnnnn (ISO 8601 形式) の 1 つだけです。

また、このオプションを指定すると、UTC からのオフセットを ISO 8601 標準形式 (+hhmm または -hhmm) で表示します。オフセットが確認できない場合は何も表示しません。The offset reflects the appropriate standard or alternate offset in force at the file's displayed date and time, under the current time zone.

–f

強制的に、各引数をディレクトリと解釈し、各引数のディレクトリで見つかる名前を出力します。このオプションは、–l– t–s–S、および –r を無視し、–a が指定されたものと見なします。エントリは、ディレクトリ内での順序で出力されます。

–F
–classify

特定のファイルタイプの後ろに、ファイルタイプを示すシンボルを追加します。次のシンボルが使用されます。

/

ディレクトリ

>

Door ファイル

|

Named pipe (FIFO)

@

シンボリックリンク

=

ソケット

*

実行可能ファイル

–g

所有者名が出力されない点を除いて、–l と同じです。

–h
–human-readable

All sizes are scaled to a human readable format, scaled by 1024.The –h option is equivalent to using the –scale=max,1024 option.

–H
–dereference-command-line

引数がディレクトリを参照するシンボリックリンクの場合、リンク自身ではなく、そのリンクが参照するディレクトリのファイル情報およびファイルタイプを評価します。ただし、表示される名前はリンクの名前であり、参照されるディレクトリの名前ではありません。

–i
–inode

各ファイルについて、i ノード番号を第 1 カラムに出力します。

–k

すべてのサイズがキロバイト単位で出力されます。Equivalent to --block-size=1024.

–l

各ファイルについて、モード、ACL 表示、リンクの数、所有者名、グループ名、サイズ (バイト単位)、最終修正時間をロング形式で出力します。ファイルが特殊ファイルの場合、サイズフィールドにはメジャーデバイス番号とマイナーデバイス番号が入ります。If the time of last modification is greater than six months ago, it is shown in the format ‘month date year’ for the POSIX locale.LC_TIME ロケールカテゴリが POSIX ロケールに設定されていない場合には、異なった形式で時間フィールドが表示されます。Files modified within six months show ‘month date time’.If the file is a symbolic link, the filename is printed followed by ‘->’ and the path name of the referenced file.

–L
–dereference

引数がシンボリックリンクの場合、リンク自身ではなく、そのリンクが参照するファイルまたはディレクトリのファイル情報およびファイルタイプを評価します。しかし、表示される名前はリンクの名前であり、参照されるファイルまたはディレクトリの名前ではありません。

–m

ストリーム形式出力を指定します。ファイルはコンマで区切られ横方向に出力されます。

–n
–numeric-uid-gid

所有者名とグループ名の代わりに、所有者のユーザーID とグループのグループ ID が出力されることを除き、–l と同じです。

–o
–no-group

グループ名が出力されない点を除き、–l と同じです。

–p

ファイルがディレクトリの場合、各ファイル名のあとにスラッシュ (/) を付けます。

–q
–hide-control-chars

ファイル名中の出力できない文字を疑問符記号 (?) として出力します。

–r
–reverse

必要に応じて、アルファベットの逆順、古い順、またはファイルサイズの小さい順で取得するために、ソート順序を逆にします。

–R
–recursive

サブディレクトリの内容を再帰的に出力します。

–s
–size

各エントリについて、間接ブロックを含むブロック数を出力します

–S

ファイルサイズ (逆順) でソートします。ファイルサイズが同じ場合は、単に名前だけではなくファイル名 (アルファベット順) でソートします。

–t

ファイル名ではなく、タイムスタンプ (新しい順) でソートします。デフォルトは最終修正時間です –c–u、および –% を参照してください。

–u

(–t オプションによる) ソートまたは (–l オプションによる) 出力において、最終修正時間の代わりに、最終アクセス時間を使用します。

–U

出力はソートされません。

–v

–l とほぼ同じですが、–l 出力のほかに冗長な ACL 情報が表示される点が異なります。ACL を持たないファイルやディレクトリの場合でも、ACL 情報が表示されます。

–V

–l とほぼ同じですが、–l 出力のあとにコンパクトな ACL 情報が表示される点が異なります。

–V オプションを適用できるのは、Solaris の ZFS ファイルシステムなど、NFSv4 ACL をサポートするファイルシステムに対してだけです。

ACL の表示形式は次のとおりです。

entry_type : permissions : inheritance_flags : access_type

entry_type に表示されるのは、次のいずれかです。

user:username

username に対する追加のユーザーアクセス。

group:groupname

グループ groupname に対する追加のグループアクセス。

owner@

ファイルの所有者。

group@

ファイルのグループ所有者。

everyone@

すべてのユーザーのアクセス。ファイルの所有者とグループ所有者も含みます。これは、POSIX の「other」クラスと等価ではありません。

–v–V のいずれかのオプションを使用した場合、NFSv4 ACL モデルでサポートされている次のアクセス権が表示されます。

read_data (r)

ファイルのデータを読み取る権限。

list_directory (r)

ディレクトリの内容を表示するためのアクセス権。

write_data (w)

ファイルのデータを変更する権限。ファイルのオフセット範囲内の任意の場所。

add_file (w)

ディレクトリに新しいファイルを追加するためのアクセス権。

append_data (p)

ファイルのデータを変更する機能。ただし、変更できるのは EOF 以降のみです。

add_subdirectory (p)

ディレクトリにサブディレクトリを作成する権限。

read_xattr (R)

ファイルの拡張属性を読み取る機能。

write_xattr (W)

拡張属性を作成したり拡張属性ディレクトリに書き込んだりする機能。

execute (x)

ファイルを実行する権限。

read_attributes (a)

ファイルの基本属性 (ACL 以外) を読み取る機能。

write_attributes (A)

ファイルの基本属性 (ACL 以外) を変更するためのアクセス権。

delete (d)

ファイルを削除するためのアクセス権。

delete_child (D)

ディレクトリ内のファイルを削除する権限。

read_acl (c)

ファイルの ACL を読み取る権限。

write_acl (C)

ファイルの ACL を書き込む権限。

write_owner (o)

ファイルの所有者を変更する権限。

synchronize (s)

同期付きの読み取り権と書き込み権を使ってサーバー上のファイルにローカルアクセスする権限。

-

アクセス権が許可されていない。

–v–V のいずれかのオプションを使用した場合、NFSv4 ACL モデルでサポートされている次の継承フラグが表示されます。

file_inherit (f)

新たに作成されたすべてのファイルに継承します。

dir_inherit (d)

新たに作成されたすべてのディレクトリに継承します。

inherit_only (i)

ディレクトリに対して指定された場合、そのディレクトリには適用せず、新たに作成されたファイルやディレクトリだけに適用します。このフラグを使用する際には、file_inherit または dir_inherit、あるいはその両方も指定する必要があります。

no_propagate (n)

ディレクトリ内のオブジェクトには ACL エントリを継承しますが、レベルが 1 つ下がった時点でその継承を停止すべきであることを示します。このフラグを使用する際には、file_inherit または dir_inherit、あるいはその両方も指定する必要があります。

successful_access (S)

正常にアクセスしたときに、アラームまたは監査記録を開始するかどうかを指定します。監査/アラーム ACE タイプと同時に使用されます。

failed_access (F)

アクセスに失敗したときに、アラームまたは監査記録を開始するかどうかを指定します。監査/アラーム ACE タイプと同時に使用されます。

inherited (I)

ACE が継承されました。

-

アクセス権は付与されていません。

access_type に表示されるのは、次のいずれかのタイプです。

alarm

アラームをトリガーするアクセス権を指定するアクセス権フィールド。

allow

許可されたアクセス権を表すアクセス権フィールド。

audit

監査するアクセス権を指定するアクセス権フィールド。この ACE タイプを表示するには、PRIV_FILE_AUDIT 特権が必要です。

deny

拒否されたアクセス権を表すアクセス権フィールド。

例:

$ ls -dV /sandbox/dir.1
  drwxr-xr-x+  2 root     root           2 Jan 17 15:09 dir.1
           user:marks:r-------------:fd-----:allow
               owner@:--------------:-------:deny
               owner@:rwxp---A-W-Co-:-------:allow
               group@:-w-p----------:-------:deny
               group@:r-x-----------:-------:allow
               everyone@:-w-p---A-W-Co-:-------:deny
               everyone@:r-x---a-R-c--s:-------:allow
$
                    ||||||||||||||||:||||||+ inherited access
                      ||||||||||||||:||||||+ failed access
                      ||||||||||||||:|||||+--success access
                      ||||||||||||||:||||+-- no propagate
                      ||||||||||||||:|||+--- inherit only
                      ||||||||||||||:||+---- directory inherit
                      ||||||||||||||:|+----- file inherit
                      ||||||||||||||
                      ||||||||||||||+ sync
                      |||||||||||||+- change owner
                      ||||||||||||+-- write ACL
                      |||||||||||+--- read ACL
                      ||||||||||+---- write extended attributes
                      |||||||||+----- read extended attributes
                      ||||||||+------ write attributes
                      |||||||+------- read attributes
                      ||||||+-------- delete child
                      |||||+--------- delete
                      ||||+---------- append
                      |||+----------- execute
                      ||+------------ write data
                      |+------------- read data
–w cols
–width cols

カラム幅を強制的に cols にする複数カラム形式出力。

–x

複数カラム形式出力で、エントリを縦方向ではなく横方向にソートします。

–1

1 行の出力につき 1 つのエントリを出力します。

–@

–l と似ていますが、拡張属性が存在していると ACL は無効になります。拡張属性を持つファイルのアクセス権ビットの後ろにはアット記号 (@) が表示されます。

–/

–/ オプションでは、c (コンパクトモード) と v (詳細モード) の 2 つのオプション引数がサポートされています。–l と同様に、長い形式のリストを表示します。さらに、基盤となるファイルシステムで拡張システム属性が完全にサポートされている場合は、ファイルに関連付けられた拡張システム属性も表示されます。See the sysattr(7) manual page for definitions of the extended system attributes.

コンパクトモード (–/ c) で使用される表示文字は、次のとおりです。

Attribute Name
Display
archive
A
hidden
H
readonly
R
system
S
appendonly
a
nodump
d
immutable
i
av_modified
m
av_quarantined
q
sparse
s
nounlink
u
sensitive
T

The display in verbose mode (–/ v) uses full attribute names when it is set and the name prefixed by no when it is not set.

Attributes representing timestamps - crtime and rtime - are handled by the –% option described below, and are not listed by the –/ option.

表示位置は次のとおりです。


{||||||||||||||}
 |||||||||||||+ T   (sensitive)
 |||||||||||+-- s   (sparse)
 ||||||||||+--- O   (offline)
 |||||||||+---- u   (nounlink)
 ||||||||+----- q   (av_quarantined)
 |||||||+------ m   (av_modified)
 ||||||+------- i   (immutable)
 |||||+-------- d   (nodump)
 ||||+--------- a   (appendonly)
 |||+---------- S   (system)
 ||+----------- R   (readonly)
 |+------------ H   (hidden)
 +------------- A   (archive)

–% atime | crtime | ctime | mtime | rtime | all
atime

Uses the last access time of the file for sorting or printing.Equivalent to –u.

crtime

ソートまたは出力にファイルの作成時間を使用します。

ctime

Uses the last modification time of the i-node (file created, mode changed, and so forth) for sorting or printing.Equivalent to –c.

mtime

ソートまたは出力にファイル内容の最終変更時間を使用します。

rtime

Uses the retention time of the file contents for sorting or printing.

If extended system attributes are not supported, or if the user does not have read permission on the file, or if the crtime extended attribute is not set, crtime is treated as a synonym for mtime.

If extended system attributes are not supported, if the user does not have read permission on the file, or if the rtime extended attribute is not set, the retention time is not displayed.

When option argument all is specified, all available timestamps are printed which includes atime, ctime, mtime, and on the extended system attribute supporting file systems, crtime (create time) and rtime (retention time).The option –% all does not affect which timestamp is displayed in long format and does not affect sorting.

–block-size size

サイズの倍数でサイズを表示します。サイズは接尾辞 YyZzEePpTtGgMmKk のいずれかを付けて指定できます。さらに、B を末尾に配置すると、2 乗ではなく 10 乗を指定できます。たとえば、次のように指定します。10mB10000000 バイトのブロックを意味し、10m10*2^20 -- 10485760 -- バイトのブロックを意味します。これは、–h オプションと同時には指定できません。

–color[= when]
–colour [=when]

色対応の端末で色を使用してファイル名を表示します。when は、色出力を表示するタイミングを決定するオプション引数です。

when に指定可能な値は、次のとおりです。

always
yes
force

Always use color.

auto
tty
if-tty

端末が存在する場合に、色を使用します。

no
never
none

Never use color.これはデフォルトです。

出力色を制御する方法については、このマニュアルページの色出力セクションを参照してください。

–file-type

Display a suffix after a file depending on its type, similar to the –F option, except * is not appended to executable files.

–scale[=item1,item2,...]

すべてのサイズは縮小され、読みやすい形式で表示されます。たとえば、14K234M2.7G3.0T などのようになります。Scaling is done by repetitively dividing by 1024, unless otherwise specified.

–scale specified without arguments enables default scaled output, and is equivalent to –scale=max,1024.

–scale can be specified with the following arguments.

binary

Scaling is done by repetitively dividing by a scale factor of 1024.The use of binary scaling is indicated by the addition of an 'i' modifier to the suffix (Ki, Mi, Gi, ...).

max

Values are scaled to the largest unit for which the result retains a non-zero integer part.Up to 2 decimal places of fractional output may be shown.

min

Values are scaled to the smallest unit capable of showing the full value within the allotted space of 5 columns, and displayed without the use of fractional output.

minwide

Values are scaled to the smallest unit capable of showing the full value within the allotted space of 8 columns, and displayed without the use of fractional output.

1000

Scaling is done by repetitively dividing by a scale factor of 1000.

1024

Scaling is done by repetitively dividing by a scale factor of 1024.

–si

All sizes are scaled to a human readable format, scaled by 1000.The –si option is equivalent to using the –scale=max,1000 option.

–time-style style

指定された形式を使用して時間を表示します。This does not affect the times displayed for extended attributes (–%).

style に指定可能な値は、次のとおりです。

full-iso

Equivalent to –E.

long-iso

すべてのファイルを YYYY-MM-DD HH:MM 形式で表示します。

iso

古いファイルを YYYY-MM-DD 形式、新しいファイルを MM-DD HH:MM 形式で表示します。

locale

古いファイルと新しいファイルでデフォルトのロケール形式を使用します。これはデフォルトです。

+FORMAT

カスタム形式を使用します。値は、strftime (3C) で説明したものと同じです。文字列に NEWLINE が表示される場合、1 番目の行が古いファイルに使用され、2 番目の行が新しいファイルに使用されます。それ以外の場合は、指定された形式がすべてのファイルで使用されます。

/usr/bin/ls

–F

Marks directories with a trailing slash (/), doors with a trailing greater-than sign (>), executable files with a trailing asterisk (*), FIFOs with a trailing vertical bar (|), symbolic links with a trailing “at” sign (@), and AF_UNIX address family sockets with a trailing equals sign (=).これらは、オペランドとして指定したシンボリックリンクのあとに表示されます。

–file-type

実行可能ファイルを除いて、–F と同様にエントリにマークします。実行可能ファイルはマークされません。これらは、オペランドとして指定したシンボリックリンクのあとに表示されます。

次のオプションは、同時に指定できません。このような矛盾する組み合わせでオプションを指定してもエラーにはなりません。 –C–l (小文字のエル)、–m–l (小文字のエル)、–x–l (小文字のエル)、–@–l (小文字のエル)。–l オプションは、各ペアに指定されたその他のオプションよりも優先されます。

次のオプションは、同時に指定できません。このような矛盾するグループでオプションを指定してもエラーにはなりません。–C–l (数字の 1)、–H–L–c–u–e–E–t– S。特定のタイムスタンプを指定する最後のオプション (–c–u–% atime–% crtime–% ctime、および –% mtime) は、ソートまたは長形式リストで使用されるタイムスタンプを決定します。最後のオプション (–t–S、または –U) は、ソート動作を決定します。

/usr/xpg4/bin/ls

–F

Marks directories with a trailing slash (/), doors with a trailing greater-than sign (>), executable files with a trailing asterisk (*), FIFOs with a trailing vertical bar (|), symbolic links with a trailing “at” sign (@), and AF_UNIX address family sockets with a trailing equals sign (=).これらは、オペランドとして指定したシンボリックリンクのあとに表示されます。

–file-type

実行可能ファイルを除いて、–F と同様にエントリにマークします。実行可能ファイルはマークされません。これらは、オペランドとして指定したシンボリックリンクのあとに表示されます。

次のオプションは、同時に指定できません。このような矛盾するグループでオプションを指定してもエラーにはなりません。–C–l (小文字のエル)、–m–l (小文字のエル)、–x–l (小文字のエル)、–@–l (小文字のエル)、–C–1 (数字の 1)、–H–L–c–u–e–E–t–S–U。特定のタイムスタンプを指定する最後のオプション (–c–u–% atime–% crtime–% ctime、および –% mtime) は、ソートまたは長形式リストで使用されるタイムスタンプを決定します。最後のオプション (–t–S、または –U) は、ソート動作を決定します。

/usr/xpg6/bin/ls

–F

Marks directories with a trailing slash (/), doors with a trailing greater-than sign (>), executable files with a trailing asterisk (*), FIFOs with a trailing vertical bar (|), symbolic links with a trailing “at” sign (@), and AF_UNIX address family sockets with a trailing equals sign (=).これらは、–H オプションまたは –L オプションを指定しないかぎり、オペランドとして指定したシンボリックリンクの後に表示されません。

–file-type

実行可能ファイルを除いて、–F と同様にエントリにマークします。実行可能ファイルはマークされません。これらは、–H オプションまたは –L オプションを指定しないかぎり、オペランドとして指定したシンボリックリンクの後に表示されません。

次のオプションは、同時に指定できません。このような矛盾する組み合わせでオプションを指定してもエラーにはなりません。–C–l (小文字のエル)、–m–l (小文字のエル)、–x–l (小文字のエル)、–@–l (小文字のエル)、–C–1 (数字の 1)、–H–L–c–u–e–E–t–S–U。特定のタイムスタンプを指定する最後のオプション (–c–u–% atime–% crtime–% ctime、および –% mtime) は、ソートまたは長形式リストで使用されるタイムスタンプを決定します。最後のオプション (–t–S、または –U) は、ソート動作を決定します。

オペランド

次のオペランドを指定できます。

file

A path name of a file to display information about, or of a directory to list the contents of.If the file or directory specified is not found, a diagnostic message is output on standard error.

Color Output

色出力が有効になっている場合、環境変数 LS_COLORS がチェックされます。これが存在する場合、ファイル名の表示に使用される色が、その内容を使用して制御されます。設定されていない場合、デフォルトの色一覧が使用されます。LS_COLORS の形式は、属性仕様をコロンで区切ったリストです。各属性仕様の形式は、次のとおりです。

filespec=attr[;attr..]

filespec は、*.SUFFIX (*.jar*.Z など) の形式、または次のファイルタイプのいずれかです。

no

通常ファイル

fi

標準ファイル

di

ディレクトリ

ln

シンボリックリンク

pi

FIFO (名前付きパイプ)

so

ソケット

do

Door ファイル

bd

ブロック型デバイス

cd

文字デバイス

ex

実行ビット (usergroup、または other) セット

po

イベントポート

st

スティキービットセット

or

Orphaned symlink

sg

setgid bit set

su

setuid bit set

ow

world writable

tw

スティキービットとその他のユーザー書き込み可能

attr は色をセミコロンで区切ったリストであり、最終出力の色を決定する際に組み合わせる属性を表示します。attr 値は、任意に組み合わせて指定できます。指定可能な attr 値は、次のとおりです。

00

すべての属性をオフにします (デフォルト端末の色)。

01

テキストを太字で表示します。

04

テキストに下線を付けて表示します。

05

テキストを太字で表示します。

07

前景および背景の色を反転させてテキストを表示します。

08

隠しテキストを使用して表示します。

次の値のいずれかを選択できます。複数の値が指定されている場合は、最後に指定された値が使用されます。

30

前景を「黒」に設定します。

31

前景を「赤」に設定します。

32

前景を「緑」に設定します。

33

前景を「黄」に設定します。

34

前景を「青」に設定します。

35

前景を「マゼンタ」(紫色) に設定します。

36

前景を「シアン」に設定します。

37

前景を「白」に設定します。

39

前景をデフォルト端末の色に設定します。

次の値のいずれかを指定できます。複数の値が指定されている場合は、最後に指定された値が使用されます。

40

前景を「黒」に設定します。

41

前景を「赤」に設定します。

42

前景を「緑」に設定します。

43

前景を「黄」に設定します。

44

前景を「青」に設定します。

45

前景を「マゼンタ」(紫色) に設定します。

46

前景を「シアン」に設定します。

47

前景を「白」に設定します。

49

前景をデフォルト端末の色に設定します。

一部の端末では、太字属性を設定すると、前景色の濃度が高く (つまり、明るく) なります。この場合、濃度が低い黄色が茶色やオレンジ色に表示されることが頻繁にあります。

ファイル仕様には、1 つ以上の属性を指定する必要があります。

もっとも限定された一致を選択し、ファイル接尾辞から開始して、ファイルタイプの一致が見つかるまで継続すると、適切な色コードが選択されます。no (通常ファイル) タイプは任意のファイルに一致します。

使用例 1 ファイルのアクセス権の表示

次の例は、特定のファイルに関する詳細情報を表示する方法を示したものです。


% ls -l file.1
-rw-r--r--   1 gozer    staff     206663 Mar 14 10:15 file.1 

上記のアクセス権文字列 (-rw-r--r--) から、ファイルの所有者が読み取り権と書き込み権を、所有者のグループが読み取り権を、その他のユーザーが読み取り権を、それぞれ持っていることがわかります。

次の例は、特定のディレクトリに関する詳細情報を表示する方法を示したものです。


% ls -ld test.dir
drwxr-xr-x   2 gozer    staff          2 Mar 14 10:17 test.dir

前述のアクセス権文字列 (drwxr-xr-x) から、ディレクトリの所有者が読み取り権、書き込み権、および検索権を、所有者のグループが読み取り権と検索権を、その他のユーザーが読み取り権と検索権を、それぞれ持っていることがわかります。

ファイルのアクセス権を表示する別の例を、次に示します。


% ls -l file.2
-rw-rwl---   1 gozer    staff     206663 Mar 14 10:47 file.2

前述のアクセス権文字列 (-rw-rwl---) から、ファイルの所有者が読み取り権と書き込み権を、所有者のグループが読み取り権と書き込み権を、それぞれ持っていることがわかります。また、アクセス中にファイルがロックされる可能性のあることもわかります。

使用例 2 ファイルやディレクトリの ACL 情報を表示する

次の例は、特定の ZFS ファイルの冗長な ACL 情報を表示する方法を示したものです。


% ls -v file.1
-rw-r--r--   1 marks    staff     206663 Mar 14 10:15 file.1
     0:owner@:execute:deny
     1:owner@:read_data/write_data/append_data/write_xattr/write_attributes
          /write_acl/write_owner:allow
     2:group@:write_data/append_data/execute:deny
     3:group@:read_data:allow
     4:everyone@:write_data/append_data/write_xattr/execute/write_attributes
          /write_acl/write_owner:deny
     5:everyone@:read_data/read_xattr/read_attributes/read_acl/synchronize
          :allow

次の例は、特定の ZFS ディレクトリのコンパクトな ACL 情報を表示する方法を示したものです。


% ls -dV test.dir
drwxr-xr-x   2 marks    staff          2 Mar 14 10:17 test.dir
            owner@:--------------:------:deny
            owner@:rwxp---A-W-Co-:------:allow
            group@:-w-p----------:------:deny
            group@:r-x-----------:------:allow
            everyone@:-w-p---A-W-Co-:------:deny
            everyone@:r-x---a-R-c--s:------:allow

次の例は、UFS ファイルの ACL 情報を一覧表示する際の ls –v の動作を示したものです。


$ ls -v file.3
-rw-r--r--   1 root     root        2703 Mar 14 10:59 file.3
     0:user::rw-
     1:group::r--               #effective:r--
     2:mask:r--
     3:other:r--
使用例 3 全ファイルの名前を出力

次の例は、現在のディレクトリ中にあるすべてのファイルの名前を出力します。通常は名前が出力されない、先頭にドット . が付いているファイルの名前も出力します。

example% ls -a
使用例 4 Providing File Information

次の例では、ファイルの情報を提供します。

example% ls -aisn

This command provides information on all files, including those that begin with a dot (a), the i-number, the serial number of the i-node associated with the file—printed in the left-hand column (i); the size (in blocks) of the files, printed in the column to the right of the i-numbers (s); finally, the report is displayed in the numeric version of the long list, printing the UID (instead of user name) and GID (instead of group name) numbers associated with the files.

ディレクトリ内のファイルのサイズを出力する際、間接ブロックを含むブロックの総数を出力します。

使用例 5 拡張システム属性の情報の提供

example% ls -/c file    (extended system attribute in compact mode)
-rw-r--r--   1 root     root           0 May 10 14:17 file
                {AHRSadim-u---}

この例では、av_quarantined は設定されません。


example% ls -/v file (extended system attribute in verbose mode)
-rw-r--r--   1 root     root           0 May 10 14:17 file
                {archive,hidden,readonly,system,appendonly,nodump,immutable,av_modified,noav_quarantined,nounlink,nooffline,nosparse,nosensitive}

example% ls -/v file     (no extended system attribute)
-rw-r--r--   1 root    staff        0 May 16 14:48 file
                {}

example% ls -/c file        (extended system attribute
                              supported file system)

-rw-r--r--   1 root staff        3 Jun  4 22:04 file
                {A------m-----}

拡張システム属性がサポートされるファイルでは、archive および av_modified 属性はデフォルトで設定されます。


example% ls -/c  -% crtime file

-rw-r--r--   1  root     root          0 May 10 14:17 file
                {AHRSadim-u---}

この例では、作成時間としてタイムスタンプが表示されます。


example% ls -l -% all file
-rw-r--r--   1 root     root           0 May 10 14:17    file
                timestamp: atime    Jun 14 08:47:37 2007
                timestamp: ctime    May 10 14:20:23 2007
                timestamp: mtime    May 10 14:17:56 2007
                timestamp: crtime   May 10 14:17:56 2007

example% ls -% crtime -tl file*

-rw-r--r--   1 foo      staff          3 Jun  4 22:04 file1
-rw-r--r--   1 root     root           0 May 10 14:17 file
-rw-r--r--   1 foo      staff          0 May  9 13:49 file.1

この例では、ファイルは作成時間でソートされます。

環境変数

ls の実行に影響を与える次の環境変数についての詳細は、environ(7) を参照してください。LANG、LC_ALL、LC_COLLATE、LC_CTYPE、LC_TIME、LC_MESSAGES、NLSPATH、および TZ。

COLUMNS

複数のテキストカラムからなる出力を生成する場合に、ユーザーが希望するカラム幅の値を指定します。この変数の値が10 進整数を示す文字列の場合、ls は書き出すパス名テキストカラムの数を、その幅の値を元に計算します (–C の説明を参照)。COLUMNS が設定されていない、または値が不適当な場合には、カラム幅として 80 が用いられます。どのディレクトリのファイル名を出力する場合でも、選択されたカラム幅は一定です。複数テキストカラムを出力する際、ファイル名は長すぎても切り捨てられません。

LS_COLORS

色出力の出力時に使用される色スキームを決定します。これを設定せずに色出力が指定されている場合は、デフォルトのスキームが使用されます。TERM が設定されていない場合、色出力は使用されません。

TERM

端末のタイプを決定します。この変数が未設定または NULL の場合は、--color オプションの値に関係なく、色出力が生成されません。

終了ステータス

0

情報はすべて正常に書き込まれました。

>0

エラーが発生しました。

ファイル

/etc/group

ls –l および ls –g 用のグループ ID

/etc/passwd

ls –l および ls –o 用のユーザー ID

/usr/share/lib/terminfo/?/*

端末情報データベース

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。

/usr/bin/ls

属性タイプ
属性値
使用条件
system/core-os
CSI
有効
インタフェースの安定性
確実
標準
下記を参照。

–A–b–e–E–h–S–U–v–V–@–/–%–all–almost-all–block-size–classify–color–colour–dereference–dereference-command-line–escape–file-type–full-time–human-readable–ignore-backups–inode–no-group–numeric-uid-gid–reverse–recursive–si–size、および –time-style を除くすべてのオプションについては、standards(7) を参照してください。

/usr/xpg4/bin/ls

属性タイプ
属性値
使用条件
system/xopen/xcu4
CSI
有効
インタフェースの安定性
確実
標準
下記を参照。

–A–b–e–E–h–S–U–v–V–@–/–%–all–almost-all–block-size–classify–color–colour–dereference–dereference-command-line–escape–file-type–full-time–human-readable–ignore-backups–inode–no-group–numeric-uid-gid–reverse–recursive–si–size、および –time-style を除くすべてのオプションについては、standards(7) を参照してください。

/usr/xpg6/bin/ls

属性タイプ
属性値
使用条件
system/xopen/xcu6
CSI
有効
インタフェースの安定性
確実
標準
下記を参照。

–A–b–e–E–h–S–U–v–V–@–/–%–all–almost-all–block-size–classify–color–colour–dereference–dereference-command-line–escape–file-type–full-time–human-readable–ignore-backups–inode–no-group–numeric-uid-gid–reverse–recursive–si–size、および –time-style を除くすべてのオプションについては、standards(7) を参照してください。

関連項目

chmod(1), cp(1), fgetattr(3C), strftime(3C), terminfo(5), acl(7), attributes(7), environ(7), fsattr(7), standards(7), sysattr(7)

ファイル名に出力できない文字があると、カラムの出力オプションが正しく処理されないことがあります。

ハードリンクされたファイルがある場合、総ブロック数は正しく表示されません。

ls の出力のソート順序はロケールの影響を受け、LC_COLLATE 環境変数で変更できます。For example, if LC_COLLATE equals C, dot files appear first, followed by names beginning with uppercase letters, followed by names beginning with lowercase letters.一方、LC_COLLATE が en_US.ISO8859-1 の場合には、ソート順序を決定する際に、先行するドットや大文字と小文字の区別は無視されます。