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マニュアルページ セクション 1: ユーザーコマンド

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更新: 2022年7月27日
 
 

disown(1)

名前

disown - ksh 組み込み関数を使用したジョブと現在のシェルとの関連付けの解除

形式

disown [job ...]

説明

ksh disown コマンドは、現在のシェルによるログインセッションの終了時に、現在のシェルが指定の各ジョブに HUP シグナルを送信するのを防止します。

job を省略すると、disown は最後に開始または停止されたバックグラウンドジョブに HUP シグナルを送信します。

オペランド

次のオペランドがサポートされています。

job

disown が動作する 1 つまたは複数のジョブを指定します。

job には次のいずれかを指定します。

number

プロセス ID を示します。

-number

プロセスグループ ID を示します。

%number

ジョブ番号を示します。

%string

名前が string で始まるジョブを示します。

%?string

名前に string を含むジョブを示します。

%+ または %%

現在のジョブを示します。

%-

前回のジョブを示します。

終了ステータス

0

正常終了。

>0

指定された 1 つ以上のジョブが存在しません。

使用例 1 ジョブとの関連付けを解除する

次の例では、ジョブ 1 との関連付けを解除します。


example% disown %1

著者

David Korn、dgk@research.att.com

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/core-os
インタフェースの安定性
不確実

関連項目

bg(1), jobs(1), ksh(1), wait(1), attributes(7)