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マニュアルページ セクション 1: ユーザーコマンド

印刷ビューの終了

更新: 2022年7月27日
 
 

tee(1)

名前

tee - 標準出力の複写

形式

/usr/bin/tee [-ai] [file...]

説明

tee は標準入力を標準出力およびゼロ以上のファイルにコピーします。オプションは、指定したファイルを上書きするか、または追加するかを決定します。tee ユーティリティーは出力をバッファーに格納しません。ファイルへの書き込みに失敗すると、tee はゼロ以外の終了ステータスで終了しますが、その他のファイルへの書き込みは継続します。

指定可能な file オペランドの数は、基盤となるオペレーティングシステムで制限されます。

オプション

サポートしているオプションは、次のとおりです。

–a

出力はファイルを上書きするのではなく、ファイルに追加されます。

–i

割り込みを無視します。

オペランド

次のオペランドがサポートされています。

file

出力ファイルのパス名。

環境変数

tee の実行に影響を与える次の環境変数についての詳細は、environ(7) を参照してください。 LANG、LC_ALL、LC_CTYPE、LC_MESSAGES、および NLSPATH。

終了ステータス

次の終了ステータスが返されます。

0

正常終了。標準入力は、正常にすべての 出力ファイルにコピーされました。

>0

エラーが発生しました。オープンできない、 またはステータスが得られないファイルの数。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/core-os
CSI
有効
インタフェースの安定性
確実
標準
standards(7) を参照してください。

関連項目

cat(1), attributes(7), environ(7), standards(7)