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マニュアルページ セクション 1: ユーザーコマンド

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更新: 2022年7月27日
 
 

split(1)

名前

split - ファイルを複数に分割

形式

split [-linecount | -l linecount] [-a suffixlength] 
     [file [name]]
split [-b n] [-a suffixlength] [file [name]]

説明

split ユーティリティーは、file で示すファイルを読み取り、それを linecount で示す数の行に分けて出力ファイル群に書き込みます。最初の出力ファイル名は、nameaa を追加したもので、その後辞書編集順どおりに zz までを付けた名前となります (最大 676 ファイル)。出力名が指定されていない場合、x をデフォルトとして使用します (出力ファイルは xaa または xab などとなります)。

オプション

サポートしているオプションは、次のとおりです。

-linecount | –l linecount

各断片の行数。Defaults to 1000 lines.

–a suffixlength

各出力ファイルの接尾辞部分の長さを suffixlength 文字にします。この –a オプションを指定しない場合、 接尾辞のデフォルト長は 2 文字となります。

–b n

各出力ファイルのサイズを n バイトとします。The value n is a plain number, with an optional fraction and scale factor representing multiples of 1024 bytes: k, m, g, t, p, or e, denoting kilobytes, megabytes, gigabytes, terabytes, petabytes, or exabytes respectively.

–?
–-help

使用法に関するメッセージを出力したあと、すぐに終了します。

オペランド

次のオペランドがサポートされています。

file

入力となる通常ファイルのパス名。このオペランドを省略するか - を指定すると、標準入力とみなされます。

name

split の実行により生成される各出力ファイルの接頭辞を指定します。name オペランドを省略すると、x が接頭辞として使用されます。

環境変数

split の実行に影響を与える次の環境変数についての詳細は、environ(7) を参照してください。LANG、LC_ALL、LC_CTYPE、LC_MESSAGES、および NLSPATH。

終了ステータス

次の終了ステータスが返されます。

0

正常終了。

>0

エラーが発生しました。

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
system/core-os
CSI
有効
インタフェースの安定性
確実
標準
standards(7) を参照してください。

関連項目

csplit(1), attributes(7), environ(7), standards(7)