このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
既存のコンテナをクローニングするには、この例に示すように、lxc-cloneコマンドを使用します。
[root@host ~]# lxc-clone -o ol6ctr1 -n ol6ctr2
別の方法として、lxc-createコマンドを使用して、既存のシステムからルート・ファイル・システム、コンテナまたはOracle VMテンプレートをコピーすることによってコンテナを作成できます。 --templatefsテンプレート・オプションの引数として、ルート・ファイル・システムのパスを指定します。
[root@host ~]# lxc-create -n ol6ctr3 -B btrfs -t oracle -- --templatefs=/container/ol6ctr1/rootfs_snap
この例は、新しいコンテナのrootfs
を、コンテナol6ctr1
に属するrootfs
のスナップショットからコピーします。 追加のコンテナは/container/ol6ctr3
に作成され、新しいrootfs
スナップショットが/container/ol6ctr3/rootfs
に作成されます。
LXCバージョン1.0以上で、btrfsのスナップショット機能を使用する場合は、-B btrfsオプションを指定する必要があります。 詳細は、lxc-create(1)
マニュアル・ページを参照してください。
コンテナのホスト名を変更するには、/container/
およびname
/rootfs/etc/sysconfig/network/container/
のname
/rootfs/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-iface
HOSTNAME
設定を編集します。ここでiface
はネットワーク・インタフェースの名前です(eth0
など)。