このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
OSWbbを起動するには、oswbb
ディレクトリからstartOSWbb.shスクリプトを実行します。
# ./startOSWbb.sh [frequency
duration
]
オプションの頻度および継続時間の引数では、OSWbbでデータを収集する秒単位の頻度と、OSWbbを実行する時間数を指定します。 デフォルト値は、30秒および48時間です。 次の例では、データを記録するOSWbbを60秒間隔で起動し、そのデータ記録を12時間継続します。
#./startOSWbb.sh 60 12
Testing for discovery of OS Utilities . . . VMSTAT found on your system. IOSTAT found on your system. MPSTAT found on your system. NETSTAT found on your system. TOP found on your system. Testing for discovery of OS CPU COUNT . . . Starting Data Collection... oswbb heartbeat:date
/time
oswbb heartbeat:date
/time + 60 seconds
. . .
OSWbbを途中で停止するには、oswbb
ディレクトリからstopOSWbb.shスクリプトを実行します。
# ./stopOSWbb.sh
OSWbbは、oswbb/archive
ディレクトリ以下の次のディレクトリにデータを収集します。
ディレクトリ | 説明 |
---|---|
| iostatユーティリティからの出力が含まれます。 |
|
|
| mpstatユーティリティからの出力が含まれます。 |
| netstatユーティリティからの出力が含まれます。 |
| RACのプライベート・ネットワーク・トレースを有効にしている場合、プライベート・ネットワークのステータスに関する情報が含まれます。 |
| psユーティリティからの出力が含まれます。 |
|
|
| topユーティリティからの出力が含まれます。 |
| vmstatユーティリティからの出力が含まれます。 |
OSWbbは、データを
というアーカイブ・ファイルに1時間ごとに保存し、ファイルの各エントリの先頭には、system_name
_utility_name
_timestamp
.dat***
という文字とタイムスタンプが付けられます。