このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
次の手順では、Oracle Linux 6システムをApache HTTPサーバーとして設定すると仮定します。
HTTPサーバーを設定するには:
Apache HTTPサーバー・パッケージをインストールします。
#
yum install httpd完全なOracle Linuxリリース6 Media PackのDVDイメージをコピーするディレクトリ(例:
/var/www/html/OSimage/OL6)を作成します:#
mkdir -p /var/www/html/OSimage/OL6ノートシステムでSELinuxが強制モードで有効になっている場合、リポジトリ内のすべてのファイルに対して
httpd_sys_content_tファイル・タイプが自動的に設定されるように、/var/www/htmlディレクトリ階層にディレクトリを作成します。HTTPサーバーの構成ファイル
/etc/httpd/conf/httpd.confを次のように編集します。サーバーの解決可能なドメイン名を
ServerNameの引数に指定します。ServerName
server_addr:80サーバーが解決可能なドメイン名を持たない場合、かわりにそのIPアドレスを入力します。 たとえば、IPアドレスが192.168.1.100のHTTPサーバーに対しては、次のエントリが適切です。
ServerName 192.168.1.100:80
DVDイメージをコピーするディレクトリが
/var/www/html以下に存在しない場合、デフォルト設定のDocumentRootを変更します。この例では、
DocumentRootの設定が変更されないように、DVDイメージが/var/www/html/OSimage/OL6にコピーされます。DocumentRoot "/var/www/html"
<Directory>の設定がDocumentRootと同じ設定を指し示していることを確認します。# # This should be changed to whatever you set DocumentRoot to. # <Directory "/var/www/html">
ディレクトリ階層を参照できるようにする場合、次のように
OptionsディレクティブでIndexesオプションを指定していることを確認します。Options Indexes FollowSymLinks
ノートインストールのために
Indexesオプションは必須ではありません。変更内容をファイルに保存します。
Apache HTTPサーバーを起動して、再起動後に開始するようにそれを構成します。
#
service httpd start#chkconfig httpd onシステムでファイアウォールを有効にしている場合、TCPポート80でHTTP接続リクエストを受信できるようにそれを構成します。
たとえば、次のコマンドでは、HTTP接続リクエストを受信できるように
iptablesを構成し、その変更をファイアウォール構成に保存します。#
iptables -I INPUT -p tcp -m state --state NEW -m tcp --dport 80 -j ACCEPT#service iptables save

