このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

4.9 稼働中のファイル・システムでのデバイスの交換

ノート

デバイス置換え機能を使用するには、UEK R3を使用してシステムをブートする必要があります。

稼働中のファイル・システムでデバイスを置き換えることができます。 ファイル・システムのマウントを解除したり、ファイル・システムを使用しているタスクを停止したりする必要はありません。 置換えが実行されている間にシステムがクラッシュしたり電源を失ったりした場合、システムがファイル・システムを次にマウントするときに操作が再開されます。

マウントされたbtrfsファイル・システム上でデバイスを置き換えるには、次のコマンドを使用します。

# btrfs replace start source_dev target_dev [-r] mountpoint

source_devおよびtarget_devには、置換え元のデバイス(ソース・デバイス)および置換えデバイス(ターゲット・デバイス)を指定します。mountpointには、ソース・デバイスを使用しているファイル・システムを指定します。 ターゲット・デバイスには、ソース・デバイス以上のサイズが必要です。 ソース・デバイスが利用できなくなった場合または-rオプションを指定した場合は、他のデバイス(別の使用可能なミラーなど)から取得した冗長なデータを使用してデータが再構築されます。 操作が完了すると、ソース・デバイスはファイル・システムから削除されます。

btrfs replace status mountpointおよびbtrfs replace cancel mountpointコマンドを使用して、置換え操作または取消し操作の進捗を確認できます。