このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

4.3 Btrfsファイル・システムの変更

次の表に、btrfsコマンドを使用してデバイスを追加または削除し、各デバイス全体にわたりファイル・システム・データおよびメタデータのレイアウトをリバランスする方法を示します。

コマンド

説明

btrfs device add device mountpoint

指定されたマウント・ポイントにマウントされているファイル・システムにデバイスを追加します。 次に例を示します。

btrfs device add /dev/sdd /myfs

btrfs device delete device mountpoint

マウントされているファイル・システムからデバイスを削除します。 次に例を示します。

btrfs device delete /dev/sde /myfs

btrfs device delete missing mountpoint

縮退モードでマウントされているファイル・システムから障害デバイスを削除します。 次に例を示します。

btrfs device remove missing /myfs

縮退モードでファイル・システムをマウントするには、mountコマンドに-o degradedオプションを指定します。

RAID構成では、デバイスの数が必要な最小数を下回る場合、障害デバイスを削除する前に置換デバイスを追加する必要があります。

btrfs filesystem balance mountpoint

デバイスを追加または削除した後に、使用可能なデバイス全体にファイル・システム・データおよびメタデータを再分散します。