このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

10.3 高速再起動の制御

高速再起動が有効になった後、rebootを実行すると、システムによってすべてのサービスが停止され、直接カーネル・イメージが実行されます。

サービスを停止せずに即座に新しいカーネルを実行する場合、次のコマンドを使用します。

# sync; umount -a; kexec -e

任意の時点で現在のカーネルの高速再起動を再有効化するには、次のように入力します。

# service runkexec restart

または、システムを再起動して別のカーネルに移行するには、次のコマンドを入力します。

# kexec -l --append="kernel_options" --initrd=initial_ramdisk_image kernel_path

ここで、kernel_optionsはカーネルに指定するオプションであり、initial_ramdisk_imageおよびkernel_pathは、初期RAMディスク・イメージおよび使用するカーネルへのパスです。

ターゲット・カーネルをアンロードするには、次のように入力します。

# service runkexec stop

または、次のように入力します。

# kexec -u